クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

サイモン・ペッグが明かす撮影中の「トム・クルーズ・デー」とは!? <『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』インタビュー>

映画

関連 :

サイモン・ペッグ

トム・クルーズ

■最新作でのベンジーの活躍は?「大掛かりなスタントはトムにお任せ。やきもち妬かれちゃまずい(笑)」

 サイモン演じるベンジー・ダンは、作品を追うごとにトム演じるイーサン・ハントにとっても、そしてシリーズにとっても大きな存在になってきた。はじめは組織内からイーサンを助けていたベンジーだが、4作目「ゴースト・プロトコル」(2011)からは試験に合格し現場にも出動。以来、サイモン自身ボートの操縦を覚えるなど、新たなスキル習得に取り組んできた。

 今回の「PART ONE」での活躍について聞いてみると、「ベンジーはあのチームの中ではもはや古株なわけだが、今回ももれなくイーサンをサポートする役どころで、コンピューターをハッキングしたり、爆弾を解除したりする。ベネチアでボートを操縦したりもする。これには興奮したね。でも大掛かりなスタントはトムに任せたよ。トムの面子を潰すわけにはいかないからね。やきもち妬かれちゃまずい(笑)」とお茶目に回答。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
 ベンジーが初めてシリーズに登場したのは、2006年の『M:i:III』。それから17年にわたってシリーズに関わることを、想像していたのだろうか。

 「ミッション・インポッシブルはとても楽しいシリーズなんだ。3作目の出演が決まった時もとてもラッキーだと思えたし、『ゴースト・プロトコル』への出演が決まった時も幸運だと思った。そして出演を重ねていくにつれ、ベンジーを繰り返し演じていくのがだんだん楽しくなってきたんだ。変化し、成長し、進化を遂げる人物を演じられるのはシリーズものの醍醐味であり、単発の映画ではできないこと。これで出演がストップしたら、仲間はずれにされた感じがして、悲しい思いをしたかもしれないね」と感慨深く振り返る。

■「トム・クルーズ・デー」とは!?

 長年続けてこられた理由には、トム・クルーズのサービス精神も関わっているようで…。

 「トムがサメ・スポットに連れてってくれるからさ!(笑)」とサイモン。なんでも撮影の息抜きに、トムがキャストやスタッフのためにアクティビティを用意してくれるのだとか。

 「去年南アフリカで撮影していた時の話なんだけど、トムがサメ・スポットに連れて行ってくれて、みんなでダイビングしたんだ。撮影は正午に終わったので、そのままヘリに飛び乗ってケープタウンのサメ・スポットに連れてってもらった。私たちはこういうイベントを『トム・クルーズ・デー』と呼ぶんだ。トムは、そういうありえない遊びを実現してくれる。それ以外にもゴーカートに乗ったり、ジップラインで滑り降りたりしたこともある。南アフリカのサメ・スポットは、私と、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィスと一緒に行ったんだよ!」。どこまでも優しいトム!

 来日イベントでも息ピッタリの様子でファンをほっこりさせるトムとサイモンのコンビ。シリーズが長続きするごとに、厚く信頼を深めていることがうかがえた。

 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、7月21日より全国公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る