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日向坂46・藤嶌果歩、正源司陽子 四期生センターの経験で得た変化「日向坂のために」

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(左から)正源司陽子、藤嶌果歩
(左から)正源司陽子、藤嶌果歩 クランクイン! 写真:上野留加

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藤嶌果歩

正源司陽子

日向坂46

 日向坂46・藤嶌果歩、正源司陽子は共に四期生楽曲のセンターを務めた2人。藤嶌は最新10thシングル「Am I ready?」収録の「見たことない魔物」、正源司は前作9thシングル「One choice」収録の「シーラカンス」の中心を担った。センターの経験を通して、彼女たちは何を感じ、どう変化したのか。「青春」を思い切り味わえたと笑顔を見せるMV撮影の話とともに聞いた(インタビュー前後編の前編)。

【写真】2人とも16歳の同い年 フレッシュな藤嶌果歩&正源司陽子の撮り下ろしグラビアを全部見る

■MV撮影を通して「今しかできない青春を味わった」

――インタビューの前に撮影をさせていたただきましたが、写真撮影は慣れてきましたか。

藤嶌:私はグラビアの撮影、一番好きかもってくらい大好きで。いろんなところに行けるのが楽しいです。

正源司:私はカメラへの苦手意識が強くて。でも撮影自体はすごく楽しくて、葛藤があるといいますか。楽しいけど、苦手みたいな。

――思ったようにうまくできない?

正源司:うまくできなくて、研究中です。

藤嶌:え〜、すごい好きです、陽子の写真。

正源司:本当? うれしい。

藤嶌:よく見てます。実は。

――ではこれからどんどん研究の成果が。

正源司:頑張ります!


――期待しています。まず10thシングル「Am I ready?」収録の四期生楽曲「見たことない魔物」についてお聞きしたいのですが、楽曲を頂いたときの印象は?

藤嶌:曲の始まりのインパクトがすごく強くて、爽やかだけど、どこか懐かしさがあるようなメロディで。耳に残る曲で、初めて聴いたときからずっと好きです。

――ザ・夏曲という感じですよね。

藤嶌:聴いたときにキラキラした景色が浮かんで、すごくうれしかったです。

正源司:私は最初に音源を頂いたときに、爽やかで背中を押されるような曲だとまず感じて。歌詞も、自分の恐れるものや、苦手や不安に思うことにどう立ち向かっていくかという、メッセージ性のある曲で深いと思いました。MVも、学生の青い思い出のようなものが色濃く出た楽曲だと思います。

――MVの撮影では安藤隼人監督から「とにかくはっちゃけちゃって!」とお願いされたそうですね。撮影はいかがでしたか。

正源司:楽しかったよね。

藤嶌:楽しかったっていうのが一番に浮かんできます。カメラが回っていない合間の時間でも、メンバー同士でじゃれあったり、歌ったり、コールしたり。そういうエネルギッシュな感じが映像に出ているくらい、はっちゃけて撮影できました。

――コールというのは?

正源司:ライブで「見たことない魔物」を披露したときに、おひさま(日向坂46ファンの愛称)の皆さまがどこで「オー、ハイ!」ってコールするのか予想して(笑)。

藤嶌:みんなで「ハイ! ハイ!」ってジャンプしたり、掛け声を上げながら撮っていました。やってって言われたわけでもなく、自然にそうなっていて。そういう空気感で撮影できたことは、すごく良かったなって思います。

――若さが溢れていますね。

藤嶌・正源司:あははは(笑)

(左から)正源司陽子、藤嶌果歩
――正源司さんはいかがでしたか。

正源司:私たちフロント3人(藤嶌、正源司、宮地すみれ)は、プールに飛び込んだり、3列目のみんなは天気雨の中ではっちゃけて踊ったりしたんですけど、撮影が終わって楽屋に帰ってくるとみんなびっしょりで。それがすごく面白くて、「いま自分は青春しているんだ」と思うことができて、幸せなひとときでした。

――制服を着たままプールに入るのは大変そうです。

正源司:制服を着て学校のプールにこっそり飛び込むのって憧れだったので、3人で飛び込んだ瞬間、爽快感もあってすごく楽しかったです。

――大変さより、楽しさが大きかった?

正源司:はい、楽しくて、みんなで水掛けあって、ほぼすっぴんで(笑)。青春を、夏を感じながら3人で踊れたのが幸せでした。

藤嶌:私たちは地元の高校も途中で東京に来て、アイドル活動を始めたので、青春らしい青春を味わうことがなくて。でもこうして何かの縁で集まった同期と撮影を通して、今しかできない青春を味わうことができたのが一番うれしかったです。


――なるほど。ちなみに、藤嶌さんは以前、日向坂46の公式サイト「四期生のぽかぽか写真館」で公開されたインタビューで次のように話していて。ちょっと読ませていただきますけど。

藤嶌:恥ずかしい(笑)

――(読む)小学生の頃に乃木坂46さんの雨の中でのライブ映像を観ているとき、「私は癖っ毛だから、こんなに水浸しになったら大変なことになっちゃうので、絶対にアイドルにはなれないや」と…。

正源司:被ってたけど(笑)。潜ってたけど(笑)

藤嶌:そうですね(笑)。元々ファンだったので、「W-KEYAKI FES.」とか、「欅共和国」とか乃木坂さんのライブを見ていたんですけど、絶対雨やホースで水浸しになるんですよ。それを見て、「私は絶対にアイドルに向いてない」って思って。

正源司:そこ? そこなんだ?

藤嶌:でも実際やってみると、全く気にならなくて。髪の毛へにょへにょになっちゃったけど(笑)

正源司:藤嶌から、「潜っちゃう? 泳いじゃう?」と言ってて、すごいノリノリでした(笑)。

藤嶌:こういう状況になったら、全てどうでもよくなるんだなって初めて気付きました(笑)。ただただ楽しい気持ちでいっぱいでした。

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■センター経験で変化「日向坂のために」

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