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ジャニーズWEST・重岡大毅の俳優論「失敗するのはいいけど、みっともないことはしたくない」

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ジャニーズWEST・重岡大毅
ジャニーズWEST・重岡大毅 クランクイン! 写真:山田健史

 『リング』で知られるジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫監督が手掛ける新たなホラー映画『禁じられた遊び』が、9月8日に全国公開する。本作で初めてホラー作品に挑戦するのが、橋本環奈と共にダブル主演を務める重岡大毅だ。ジャニーズWESTのメンバーとして笑顔を弾けさせる一方で、本作の撮影期間は「生きてきた中で一番ハード」だったと語る重岡に、撮影の思い出や共演者の印象、俳優としての心構えなどを聞いた。

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■20代最後の年に撮影 「生きてきた中で一番ハードな期間」だった

──まずは今作への出演が決まった時の心境を聞かせてください。

重岡:ホラーはやったことがなかったので「初めてのことができる!」とうれしかったです。「何が起こるんだろう」というワクワクがありましたし、台本を読んで、「これが映像になったらどうなるんだろう」と楽しみでした。グループではドームツアーをしていた時期だったので、生きてきた中で一番ハードな期間でした。曲作りやピアノの練習もあったし、『雪女と蟹を食う』(テレビ東京・BSテレ東)というドラマの撮影もあって、フェスにドームツアーにこの映画。映画が終わるくらいの頃には那須川天心さんと戦ったんです(TBS系『炎の体育会TVSP』内の企画)。20代最後の年だったので、「かっこいい年にしたい」という覚悟があったから、なんとか乗り切れました(笑)。

──共にダブル主演を務める橋本環奈さんにはどんな印象がありましたか。

重岡:サバサバしていてかっこいいんですよね。割り切るところは割り切る物怖じしないようなところもあるし、エネルギーもある。「本当に魅力的な人やな」とすごく思いました。

──ファーストサマーウイカさんの演じる美雪は、かなり恐ろしい役でした。

重岡:むっちゃ大変だったと思います。誰よりも早く準備を始めて、特殊メイクに4、5時間かかるんです。めちゃくちゃエネルギーのあるお芝居をされていたので、ウイカさんはすごいなと思いました。ある種、覚悟を持っていないとできないような役だと思うので、そこはリスペクトしてしまいますね。

(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会
■明るい現場に「バラエティを見ているような感覚」

──重岡さんにとって、本作の現場はどんな印象でしたか。

重岡:叫んだり、驚いたり、とにかくエネルギーをすごく使う撮影でした。体力的に大変ではありますけど、発散できる面もあるし、すごく刺激的な現場でした。

──ホラー作品ということですが、明るい雰囲気もありましたか。

重岡:結構、明るかったですよ。橋本さんも面白い方だから、バラエティを見ているような感覚でした。だけど僕は「面白くない」と思われたくなかったので、黙っとこうとしていました。そうは言っても、うるさかったらしいですけどね(笑)。この間、橋本さんが「テレビで見てるまんまでした」と言っていたから、「あ、まんまやったんや」って。結局、気付いたらいつも通りやったみたいです(笑)。

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■重岡大毅が“世界で一番絞っていた日”とは…「オリンピックがあったら確実に僕が優勝してました」

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