WEST.・重岡大毅&桐山照史&藤井流星が明かす、7人の変わらないチームワークの秘訣

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昨年、周年を記念する様々なイベントを開催したWEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望)。その大阪松竹座の舞台の千穐楽で、7人全員が主演を務める映画の製作が発表されると、全国のファンから歓喜の声が寄せられた。今回は、重岡、桐山、藤井の3人にインタビューを実施。作品に込めた思いをWEST.節全開で語ってもらった。
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◆デビュー前から知ってる瑠東東一郎監督とはピッタリな組み合わせ
映画『裏社員。‐スパイやらせてもろてます‐』は、建設会社の裏社員と商店街の住人が巻き起こす痛快アクション・コメディ。通常の業務を超え、表では解決できない問題を秘密裏に処理する会社員、通称「裏社員」が、複合商業施設建設のため商店街へ潜入するも、なぜか商店街の住人に愛されてしまい…物語は予想外の方向へ展開していく。
――それぞれ演じられた役どころを教えてください。
桐山:宴っていう名前の通り、もともと宴会ごとが上手で人懐っこいキャラだったのですが、ある事をきっかけに人を信用しなくなり、一匹狼になる男です。一匹狼ではあるんですけど、この7人の中では唯一のツッコミ役みたいなところがあって、言われたボケにはすぐツッコむ。そういう一見クールに見えるんですけど、お笑い要素もあるという難しい役を演じさせてもらいました。
藤井:チャラという役なんですけど、淳太が演じるジンのことを崇拝していて。ほんまに真っすぐで愛すべきアホというか、基本的にその名の通りチャラチャラしてます。
重岡:僕が演じた陽一郎は“熱血男”みたいな感じです。全員のキャラが立っているので、その中でもパワー負けしないように、ガッツを出せればなと思って臨みました。
監督の瑠東(東一郎)さんは、僕のデビュー作も撮ってくださった監督で。僕は関西で『モモコのOH!ソレ!み~よ!』(カンテレ)というバラエティーをやっているんですけど、瑠東さんは昔そのディレクターさんをやっていて、一緒にロケとかに行ってたんですよ。それから売れっ子監督になりはって、僕もデビューをして、時を経て東京でこの作品を一緒にやるとなった関係値や信頼関係もあるので、WEST.と瑠東さんというのはピッタリな組み合わせだったなと思います。
重岡大毅
――それぞれのキャラクターとご本人にギャップを感じたメンバーはどなたでしょう?
桐山:流星かな。どっちかって言ったらメンバーの中では口数の多いほうではないんですけど、底抜けに明るくてチャラチャラした役を演じていたから。
淳太くんも、WEST.の中ではツッコミ側なんですけど、ボケみたいなほうのキャラだった。“ツッコんでるワードがボケてる”みたいなツッコミをするのが普段と違うかなと見ていましたね。流星と淳太が演じた川端建設チームは2人なんでずっと漫才しているみたいに見えていました。
重岡:それぞれのメンバーが持っているパーソナルな部分と役柄が一緒だったりそうじゃなかったりが絶妙ですよね。濱ちゃんも普段は飛びぬけて、言葉選ばずに言うとめちゃアホなんですけど(笑)。普段の濱ちゃんのアホって明るいアホという感じですけど、演じた詳敷は賢いところもあんねんけど粛々とアホというか(笑)。
藤井:瑠東さんも濱ちゃんって淡々とアホなことを言うイメージがあるみたいなことを言ってたな。
桐山:俺ら一緒にいすぎて麻痺してるんですけどね、ヨソから見たらそう見えているんやろな。
――藤井さんはいかがですか?
藤井:みんな一人一人普段のテンションや関係性と違いましたよね。僕はジン(中間)とコンビ感が強かったんで面白かったですね。崇拝みたいな感じで…。
重岡:普段はしてないもんな。
藤井:(笑)。リスペクトはあるけれど、崇拝とはまた違うじゃないですか。普段は「はい!」「はい!」「ついていきます!」みたいな関係ではないんで、その違いもファンの方は見ていて面白いんじゃないかなと思います。
重岡:普段はついていこうとは思わないと(笑)。
藤井:なんかよくない導き方を横でされてますね(笑)。