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日向坂46・上村ひなの、着実なステップアップを経てセンターに フォーメーションへの思い

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日向坂46・上村ひなの
日向坂46・上村ひなの クランクイン! 写真:上野留加

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日向坂46

 日向坂46の三期生・上村ひなのが躍進している。ここ数ヵ月を見ても、最新シングル「Am I ready?」のセンター、ドラマ『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』(MBS・TBS系)の主演、自身初の写真集『そのままで』の発売と目覚ましい。本人に心境を尋ねると、「気持ちは加入した中学生の時からずっと変わっていない」と振り返りつつも、「ちょっとずつ自信が付いているのかな」と遠慮がちに話してくれた(インタビュー前後編の後編)。

【写真】日向坂46・上村ひなの撮り下ろしカット 14歳で加入した彼女も19歳に

■ポジションにはこだわっていないつもりだけど



――先ほどは写真集についてのお話を伺いましたが(インタビュー前編を参照)、ここからはグループの活動のお話もお聞きしたいと思います。昨年2022年、7枚目以降のシングル表題曲のフォーメーションを見ると、8枚目「月と星が踊るMidnight」での2列目以外はすべてフロントで、10枚目シングル「Am I ready?」ではセンターを務めました。着実にステップアップされていますが、ご自身では手応えは感じていますか?

上村:正直言うと、あまりないというか、分からなくて…。自分では本当に気持ちも、加入した中学生の時からずっと変わっていないと思うことばかりで。昔のインタビュー記事とかを読んでも、分かるなって思ったりして、根本的な部分は変わってないと思うんです。でも今まで頑張ってきた分、ちょっとずつ成長して、ちょっとずつ自信が付いているのかなって思います。

――どういうところで成長したと感じますか。

上村:純粋にライブやパフォーマンスを楽しめるようになりました。不安や緊張よりも、楽しさが勝つようになって。もちろん今でも不安や緊張はあるんですけど、「やりきってやる」という気持ちのほうが大きくなって。そこが一番の成長かなと自分では思っています。


――シングル発売の度にフォーメーションが発表されるわけですが、やはりポジションは気になりますか?

上村:フォーメーション発表は毎回ドキドキで、もう心臓が飛び出そうなくらい、鼓動が聞こえちゃうくらい本当に緊張するんです。ポジションにはあまりこだわっていないつもりなんですけど、ポジションによって、自分がどう頑張ればいいかという、その時期の方向性とか力の出し方とか、グループ内の立ち位置とかいろいろなことが決まってくると思うので。それで言うと、10枚目シングルのセンターポジションは気合を入れて、より強い責任感を持ってやらなければ、という気持ちでした。

――そういった強い気持ちで、初の表題曲センターとして取り組まれていかがでしたか。

上村:私がグループに何かできたかは分からないんですけど、先輩、同期や後輩、みんなのことがもっと好きになりましたし、不安だったり、緊張感が強かった時期だったからこそ、いつも応援してくださっているファンの皆さんに対する感謝の気持ち、ありがたさがより感じられました。

――プレッシャーも大きいと思いますが、支えてくれたメンバーはいますか?

上村:フロントメンバーの丹生明里さん、松田好花さん、河田陽菜さん、金村美玖さんは、番組のヒット祈願も一緒にやっていただいたり、存在だけでもすごく安心感があって。笑顔で話しかけてくださったり、気にかけてくださって、本当に大好きな先輩たちだなって。もちろんほかの皆さんもなんですけど、特に一緒にいる時間が長かったのもあって、支えていただきました。

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■「最年少」の肩書きにこだわりはなかった

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