日向坂46・上村ひなの、着実なステップアップを経てセンターに フォーメーションへの思い
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――昨年の9月に四期生の皆さんが加入して、まもなく1年が経ちます。それまで上村さんは最年少メンバーでしたが、年下のメンバーも増えて、初めて先輩になりました。そこで意識が変わった部分はありますか?
上村:前までは本当に自分のことだけで精いっぱいで、あまり周りやグループに対して何かできていたような感覚はなかったんです。でも後輩ができて、後輩のために、グループのために、ということをより考えるようになりました。
――「最年少」という肩書きも外れました。
上村:もともと自分自身では「最年少」という気持ちがなくて、「そういえば最年少か」というくらいにしか思っていなかったんです。でもいざなくなると、「大事な肩書きだったのかもしれない」とも思いつつ。でもあまりこだわりはなかったんです。年齢も19歳になって、深夜帯の活動にも出られるようになったので、そういうところの方がうれしくて楽しみです。
――そんな19歳で先輩にもなった上村さんですが、四期生の中で仲良くなったメンバーはいますか?
上村:本当に19歳にもなってなんですけど、人見知りすぎてあまり話しかけられていなくて…。でもこの前、正源司陽子ちゃんがめちゃくちゃかわいいことがあったんです。「この写真をブログに使っていいですか」ってグループのメッセージに連絡をくれたんですけど、後で聞いてみたら「ひなのさんの連絡先が欲しくて連絡しちゃいました!」ってかわいいことを言ってくれて。めちゃくちゃキュンキュンしちゃいました。ただの確認だと思うじゃないですか。(しみじみと)いやぁ本当、愛おしいですね。
――正源司さんっぽい気もします(笑)。最後に1つ。今年もすでに半分以上が過ぎましたが、上村さんの年始のブログで、「お仕事以外の目標」というのを書かれていたんですけど、覚えていますか?
上村:え〜、書きましたっけ?
――何が書かれていたかというと、「色々な場所に旅行に行くこと」「舞台や映画を沢山観て心を満タンにする!」「新しい“推し”(好きな物事)をいっぱい見つけよう」の3つです。
上村:わ〜、でもやってるかもしれないです。
――どれをできていますか?
上村:旅行は年始に家族旅行に行ったり、三期生でユニバーサル・スタジオ・ジャパンと京都に行ったりしましたし、舞台や映画も、先輩方が出演されていたり、同期の森本(茉莉)、山口(陽世)が出演した舞台(『幕が上がる』)を見たり。自分でも気になる舞台を見に行ったりしています。舞台を見ると心が満タンになるので、本当に大好きなんです。…あと何でしたっけ?
――好きなことを見つける、です。
上村:これはまだ秘密なんですけど…。ギターを始めたくて、ちょっとずつ練習しています。でもまだ本当に初心者用のを見ながらしか弾けないんですけど。
――ということは、いつの間にかどれも目標達成していて…。
上村:無意識のうちに全部できていました!
(取材・文:編集部 写真:上野留加)
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