中島セナ&奥平大兼、実写×アニメの話題作『ワンダーハッチ』難役挑戦で感じたお互いのすごさ
関連 :
奥平大兼
――お二人は今回が初共演です。お芝居をしてみて、どんなことを感じましたか?
奥平:すごく落ち着いているなって(笑)。とにかく、すごく“役を見せる”人で、そんなところに魅力があると感じました。画(え)を見たときに、自然と目がいってしまう人っているじゃないですか。セナさんはそういうタイプの人。それが魅力の一つでもあると思いますし、それが出せるのは本当にすごいと思います。ナギ役は、ラストに向かうにつれてどんどん大変なことが起こって、演じるのも難しかったと思うけれど、しっかりと演じられていたのですごいなと思いました。
中島:タイムはかなりの量のウーパナンタ語を話していたので、きっとすごく練習したんだろうなと感じました。(ウーパナンタ語は)適当に話しているわけではなく、発音も全て決まっていて、語学の先生もついていたんですよ。それを本番で間違えずに感情を乗せて話すのは、本当にすごいことだなと思いましたし、演技をすることに対して熱のある方ですごく頼りになると思いました。そういう方が現場にいるとみんなが感化されるのですごく良い現場だったと思います。
――撮影現場の雰囲気を教えてください。
奥平:やっぱりエマくん(ソン役のエマニエル由人)! (奥平と中島の)2人でいるというよりは、エマくんも含めた3人でいる時間が長かったんですよ。(エマニエルは)最初は緊張していたと言っていましたが、いつも明るくて、スタッフさんとも演者さんともみんな仲良いし、年上の方にも好かれていて…。ひとつひとつのシーンに時間をかけて撮影する現場だったので、待ち時間も多かったのですが、そんな時間の中で、僕たち年下組と年上組を繋げてくれたのがエマくんだったなと思います。
エマくんは、真剣佑さん(アクタ役の新田真剣佑)と初めて会ったときも、すぐに肩を組んでいたくらい、誰とでもすぐに仲良くなれるんですよ。そのおかげで、僕たちもすぐに皆さんと仲良くなれたのかなと思います。もし、撮影のメイキングが公開される機会があったら、ぜひ見てほしいです、エマくんの現場での姿。ソンは頼りないところのあるキャラクターですが、エマくんはすごく頼りになる人ですから。
中島:私もエマくんですね。そこにいるだけでその場が明るくなる人で、3人の中で1番年上のエマくんが明るくいてくれることで、私たちも過ごしやすい空気になっていたんだと思います。すごく魅力的な方だなと思いました。
――柴田/スペース役の森田剛さんとの共演はいかがでしたか?
奥平:大先輩なので失礼な言い方かもしれないですが…すごくかわいらしい一面がある方だなと。今回、クールで強面な役柄を演じていらっしゃいますが、現場ではニコニコされていて、話しやすかったです。