窪塚愛流&橘優輝、『最高の教師』『きみセカ』共演続く若手注目株が見据える俳優としての未来とは
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地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては初となる本格ゾンビ作品として注目を集めた『君と世界が終わる日に』。本作はその後、Season2~4までHuluで独占配信され、ついに今年『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』としてスクリーンでファイナルを迎える。約4年に渡り作品を引っ張ってきた主人公・間宮響を演じたのは竹内涼真。彼を中心に劇場版では新キャストが集まった。そんななかでも、竹内の背中を見て大きな影響を受けたという若手俳優の窪塚愛流と橘優輝が撮影を振り返ると共に、俳優としての未来について語り合った。
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■スケールの大きな作品で得たこと
連続ドラマからスタートした本シリーズは、地上波ドラマ、配信、そして劇場版と長期に渡る壮大なドラマが展開されてきた。謎の感染症「ゴーレムウイルス」によって突如変化してしまった世界で“大切な人を守りたい”というテーマのもとストーリーを紡いできた。
そんな作品に参加することになった窪塚と橘。窪塚は「元々ある“きみセカ”の持つ温度や雰囲気、世界観を大切に」クランクインしたというが、一方で「せっかく出演させていただくのだから」と脚本から自身が演じる藤丸礼司の弱さや臆病さという特性を自分なりに解釈して丁寧に演じようと意識したという。
窪塚愛流
橘演じる松山寿人は、顔にタトゥーがいくつも彫られているいかついビジュアルだ。橘は「“きみセカ”の集大成に参加できることになり、まずは全部しっかりと観て、脚本を読み込みました」と述べると、「松山は結構いかついビジュアルではありますが、ビビりな部分もあるので、そのあたりをどう表現したらいいのか、菅原(伸太郎)監督や涼真さんに相談しました」と撮影を振り返る。
地上波テレビ、配信大手、そして劇場版は東宝配給と、大きな座組で展開される本シリーズ。窪塚、橘共に驚いたのは、人類最後の希望の都市といわれる『ユートピア』を取り巻く豪華なセットだという。窪塚は「僕らが最初に登場する地下のシーンは、大きな倉庫を借りて、その中全部がユートピアの世界でした。僕はあそこまで大掛かりなセットで芝居をしたことがなかったので、驚きと共に、映っていないんじゃないかというところまで細部に渡ってこだわっているスケールの大きさに感動しました。そのおかげで、非現実的な世界を描いている作品ですが、すんなりとその世界を受け入れることができました」と語る。
橘優輝
橘も「休憩時間もずっとセットの中で過ごすほどの大きさなので、撮影と現実の境目を感じることがなかったです。ずっと“きみセカ”の世界観で過ごすことができて集中力も高いまま維持できました」と徹底的にこだわって作り上げたスタッフたちのプロの仕事に脱帽していた。