上戸彩、子育て中の仕事選びは「無理だと思うものには、手を出さない」 周囲の支えに感謝
12歳で芸能界入りを果たし、さまざまな映画やドラマでまぶしい存在感を発揮してきた上戸彩。映画『沈黙の艦隊』のその後を描くAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』では、劇場版に続き、正しい報道を求めて奔走するニュースキャスター・市谷役を凛とした佇まいと共に演じている。今は3児の母として、子育てにも奮闘している上戸が、本シリーズを通して改めて噛み締めた、子どもたちに伝えたい平和への思い。3人の子育てと仕事を両立する上で大事にしていることまでを語った。
【写真】3児のママとは思えない! 変わらない笑顔を見せる上戸彩
◆『沈黙の艦隊』劇場版の“その後”を描く連続ドラマ化に喜び
本作は、かわぐちかいじによる大ヒットコミックを大沢たかお主演で実写化した劇場版に、映画未公開シーンをふんだんに盛り込みながら“その後”のストーリーを描く全8話の完全版連続ドラマ。日本が極秘で開発を進めていた原子力潜水艦<シーバット>を乗っ取って、独立国<やまと>を宣言した海江田(大沢)が日本との同盟を結ぶべく東京湾へと向かう姿を描き、<やまと>、<アメリカ>、<日本>という3国それぞれの思惑が交錯する、手に汗握る交渉劇が繰り広げられる。
Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』場面写真 (C)2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES.原作/かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社「モーニング」所載)
Amazonスタジオが日本から世界に向けて送り出すビッグプロジェクトとなり、上戸は「こんなに大きなプロジェクトに参加させていただき、宝くじが当たったような気分です」と大きな笑顔。彼女自身、劇場版の完成作を観た時にはそのスケールの大きさに驚いたという。
「吉野耕平監督は普段、すごく癒やし系の方なんです。それが映画を観てみたら、めちゃくちゃカッコいい、男らしい映像作品が完成していて! そのギャップに感動してずっと拍手をしていました。人間ドラマや映像、そして身体に響いてくる音楽もものすごい迫力」と熱弁。「今回、連続ドラマになったことで『沈黙の艦隊』の世界を自宅でも体感できるというのは、ものすごく贅沢なことだなと思います。また、何を考えているか分からなかった海江田の思いや、いろいろな人の絆も見えてくる」とドラマ版の魅力を口にする。
Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』メイキング写真 (C)2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES.原作/かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社「モーニング」所載)
上戸が演じているのは、ニュースキャスター・市谷役。市谷は、政府が秘密裏に実行している計画に気づき、それを追求するために闘う信念の記者だ。「市谷は、視聴者の方の気持ちを代弁するような役」と分析した上戸。「市谷は、自身の思いも乗せながら、真実を伝えようとしています。市谷を演じてからは、ニュースの見方も変わったような気がします。報道番組は真実を伝えるものであってほしいと思うと同時に、あらゆる出来事も他人事ではないんだなと感じています」と話す。