橋本環奈、2024年は大阪に縁 “万博前夜”の昭和の家族は「すごく濃くて楽しかった!」
橋本環奈が主演を務める、テレビ朝日開局65周年記念・ドラマプレミアム『万博の太陽』が3月24日21時より放送される。1970年開催の大阪万博に夢を抱く真っすぐなヒロインの青春と、彼女を支える温かい一家の姿を描く本作。“万博ガール”のユニフォームをまとったビジュアルも話題の橋本に、本作撮影で感じた思いを聞いた。
【写真】橋本環奈、くるくる変わる表情がかわいすぎ! インタビュー撮り下ろしショット
◆唐沢寿明、江口のりこら“万田家”との撮影は「めちゃくちゃ楽しかった!」
舞台は、戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っただ中にあった昭和40年代。主人公・朝野今日子(橋本)は“世界とつながる場所”である万博への憧れを募らせ、大阪へ。居候先の伯父一家に励まされたり、ぶつかり合ったりしながら成長し、やがて万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取るべく、奮闘する。共演には飯豊まりえ、木戸大聖、江口のりこ、唐沢寿明らが顔をそろえ、脚本は『ドクターX』シリーズの中園ミホが担当する。
――東京オリンピックから大阪万博へと日本中が夢とエネルギーに満ちあふれていた時代が舞台の本作ですが、撮影はいかがでしたか?
橋本:めちゃくちゃ楽しかったです! 物語はお父さんが強くて、でも本当はお母さんが守っているような昭和の家族のお話で、そんなほっこりする家庭に、今日子が東京からやって来てひっかき回したりするんです(笑)。今日子が居候する万田家のセットにはちゃぶ台があったりと、昭和の家族を楽しみました。お家のシーンの撮影は、すごく濃かったですね。
テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム『万博の太陽』場面写真(C)テレビ朝日
――万田家は今日子の伯父にあたる唐沢さんを中心に個性的な皆さんがそろわれています。唐沢さん、江口さんとの初共演はいかがでしたか?
橋本:唐沢さんはご自身でもおっしゃっていましたが、昭和の男そのものというか。でも、休憩時間には、子役のてんてん(番家)に、「学校はどうだ?」とか「ゲームは何やってんだ?」と普通に話しかけていたり、本当に明るい方でした。江口さんはつっこんだりする言葉ひとつひとつのチョイスが本当に面白くて! さすが関西人だなと思いながら撮影していました。
――万博開催を間近に控えた大阪の街が舞台となりますが、“大阪”に対してはどんなイメージをお持ちですか?
橋本:やっぱり活気あふれる街だなっていう印象があります。舞台挨拶やイベントで行かせていただく機会があるんですけど、そういった時にも、「質問ある人~?」と聞くと、皆さんたくさん答えてくれたり。短い尺の間でもめちゃくちゃしゃべってくれるじゃないですか。それが本当に面白くて! 私は大阪の人、本当に大好きですね。
――今年は朝ドラ『おむすび』もありますし、より大阪との縁が深まりそうですね。
橋本:そうなんです! 実は「太陽の塔」にまだ行ったことがなくて。今年は1年近く大阪にいることになるので、ぜひ行ってみたいと思っています。