赤楚衛二、遠回りしたことが糧になった20代 30代も苦しみながらハードルや壁を超え続けないといけない
木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』場面写真 (C)フジテレビ
海斗と対峙する郁弥を演じる錦戸亮とは初共演。「力が抜けていてフラットで優しくて。頼もしい方だなと思いつつ、周りをすごく見られているなという印象があるので、僕も学ばせていただくことは多いと思う」と印象を語る。「お互い野心を持っているけれど真反対な2人が対峙し合うという関係。立ちはだかる郁弥に対して、海斗がどう攻めていくのか。そのあたりが見どころになっていくと思います」と本人も演技のぶつかり合いを楽しみにしている様子。
また、海斗の恋人・朝比奈陽月を演じる芳根とは、赤楚の連ドラデビュー作『表参道高校合唱部!』(TBS)以来、9年ぶりの共演だ。「ドラマデビューした作品でご一緒していた女優さんと共演できるのはうれしい」と喜びを語り、「芳根さんはびっくりするくらい透明感があって。陽月というキャラクターの説得力が半端ないなって思いながら接している」そうだ。
『オモコー』の思い出を聞くと、「当時の僕はまったくドラマについて分かっていなくて。どうやったら爪痕を残せるかってことばかり考えていたろくでもないやつなんです(笑)」と明かし、「本当の学校みたいな感じでしたね。メインの人たちはメインの人たちで集まっていたり、レギュラーの中でも大きく分かれていました。グループに分かれて学校みたいだなと思いつつ、僕はどこにも属さず、いろんな人と分け隔てなくしゃべりたい時にしゃべって、自由な感じでいました。ドラマってこうやって作られていくんだということや、セットの中はこんな感じなんだって客観的に見つつ、全部が勉強でした」と振り返る。