中村倫也が語る“俳優/人間としての現在地” 表現者として「不安定を好んでいる癖がある」
ある日、幼い娘が失踪した――。17日に劇場公開を迎えた映画『ミッシング』で、娘との再会を望む夫婦を支援したいと思いながら、視聴率というバズを重視する会社との板挟みで苦悩する地元テレビ局の記者・砂田を演じた中村倫也。百戦錬磨の彼が見せる人間くささは、作品の屋台骨になっている。そんな中村が、作品の舞台裏はもとより、「役への共感」「表現しない演技」「マンネリ化しないコツ」など、俳優/人間としての現在地をたっぷりと語った。

クランクイン! 写真:上野留加