櫻坂46・田村保乃「自分を追い込み、必死だった」時期を経て心境に変化 「少しは余裕を持てるように」
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櫻坂46・田村保乃の2nd写真集『隣の席になりたい』(講談社)が10月22日に発売される。自身初の海外での撮影となるアメリカ・サンタフェで撮影。1st写真集『一歩目』(小学館)から3年が経ち、グループを取り巻く状況は大きく変わった。田村自身も「自分を追い込み、必死に」活動に取り組んだ経験を経て、心境に変化があったという。
【写真】櫻坂46・田村保乃、3年ぶりの写真集 美しい水着やランジェリー姿も
■1st写真集とは全く違うものに
――1st写真集『一歩目』(小学館)から3年。2冊目の写真集です。
田村:1st写真集でやり切った気持ちでいたので、2冊目を出させていただけると知ってすごく驚きました。1冊目で自分がやりたいことをやり切ったので、今回は(スタッフの)皆さんにお任せする部分を多くしたいと思っていました。
――例えばどういうところでしょうか。
田村:1stのときは、私のこだわりが強くて、衣装についても「こういうのが着たいです」と洋服の写真をたくさんお送りしたりしたんですけど、今回はなるべく撮っていただきたい雰囲気だけをお伝えするようにしました。と言いつつ、結構写真も送ってしまったかもしれないんですけど(笑)。
――写真集発売記念のSHOWROOM配信では、印象派の絵画をイメージしたと。
田村:印象派の絵画って、ふわっとしていて、絵の中に出てくる女性にしても、どこか想像のような感じで描かれていますよね。そんな雰囲気にできたらと思ったんです。
――1st写真集のときは、6〜7kgダイエットをして撮影に挑んだとお話しされていましたが、今回はあまりされなかったそうですね。
田村:3年前から比べると、同じくらい体重は落ちているんですけど、写真集へ向けてのダイエットはしていなくて。アイドルの活動をしているうえで、体型管理には常に気を配っているので、撮影へ向けてしたことはそんなになかったんです。
――普段からピラティスをされているとか。
田村:機械ピラティスをしています。学生時代にバレーボールをしていたこともあって、筋トレはあまり向いていなくて。洋服の似合うしなやかな体型になれたらと思って始めたのがピラティスでした。私にはすごく合っていて、背筋も伸びますし、気持ちもすごく晴れます。
――お任せする部分を多くしたかったとのことですが、3年ぶりの写真集では、どんな姿を見せたいと考えていましたか。
田村:1stとは全く違うものにしたいというのがあって。あのときはやりたいことを全部伝えさせていただいたんですけど、今回は自分が見せたい自分ではなくて、皆さんが作ってくださる自分をお見せできたらという思いでした。
――そんな風にして出来上がった写真集を見ていかがですか。
田村:大人になったなと思いました。メイクや衣装もそうですけど、表情が。前はすごく根を詰めてやってたんだなって、今振り返ると思うんです。でもそれがあのときの良さだったし、個性だったし、そうしないといられなかったので、当時の自分らしさだったと思います。今は当時と比べると少しは余裕が生まれたというか。そういう違いもすごく表情に出ていると思います。