竹内涼真&賀来賢人が語る“作品と観客”の関係値 ブーイングは「ある意味でフェア」
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――先ほど「サンディエゴ・コミコン」の話が出ましたが、改めて参加してみた感想を教えてください。
竹内:現地の方々が熱量高く迎えてくださったのが、とてもうれしかったです。あの光景を見て、「龍が如く」の新しい形を作るという今回の企画に参加してよかったなと思いました。同時に、監督をはじめとする製作スタッフの方々を信じて、現場で頑張ってきたことが報われた気もしたんです。まずは一つ目のハードルを越えて、受け入れてもらったと感じました。
竹内涼真
――お客さんたちの実際の反響を見て、ホッとした部分があった。
竹内:はい。ブーイングが起きることもあるらしいので…。そんな残酷なこともあるのかと思いますが、皆さんお金を払って参加している訳ですし、何時間も並んで来ているわけですから。
賀来:ある意味でフェアですよね。お金を払っている人たちは、遠慮なく作品を評価しているという感じで。でも、それぐらいシビアに評価してもらった方がいい気もしています。
賀来賢人
――もちろん誹謗中傷はよくないですし、評価は人それぞれだけれど、中には厳しい意見があってもいいというか。
竹内:評価していただけたら、“いいものはいい”、“よくないものはよくない”という答えを一つ見つけられる気がします。いい評価をしてもらえたときは、やりがいをより感じられそうですし。本作はイベントに来ていただいた方々に拍手を送ってもらえたので、本当によかったです。