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窪塚洋介&亀梨和也、『外道の歌』ハードな世界観に挑む攻めの姿勢に共鳴 初タッグでお互いから刺激

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◆「亀ちゃんの存在が、自分を奮い立たせる原動力になった」


窪塚洋介
――ご自身にとって、新たなチャレンジとなったと感じていることはありますか?

窪塚:カモはとにかく喋らない、動かない、表情に出さない。冒頭ではトラから「能面サングラス」と言われるんですが、まさにそういう役なんですね。こういった役は、僕にとって初体験でした。サングラスの中では一応、目線を動かしていますが、サングラスなので見えないんです(笑)。

亀梨:だからこそ、窪塚さんのカモには迫力があります。僕にとっても、本作は全部が新しいチャレンジになったと思います。こういった作風も初めてですし、配信ドラマに出演することも初めて。僕のファンでずっと応援してくださっている方にとっても、かなり新鮮なものになると思います。

窪塚:きっと衝撃的だよね。でもものすごく、トラ役が似合っていました。

亀梨:窪塚さんとも初共演で、どのように現場にいたらいいのかといろいろと想像しながら、撮影に向かいました。こちらは先輩を前にして、緊張しながら毎テイク、フルスロットル! 最初から何テイクも重ねることになって「このテンション、撮影の数ヵ月間も持つかな?」と思っていたら、窪塚さんが「亀ちゃん、力を抜くところは抜いてもいいよ」と声をかけてくださって。

窪塚:ものすごく声が大きかったからね!

亀梨:あはは! 窪塚さんと、テストと本番のエネルギーの配分についてもいろいろとお話させていただいて、メリハリのある現場でものすごく心地よく過ごさせていただきました。

DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』場面写真 (C)DMM TV
――すっかり意気投合した様子のお二人ですが、共演する前にはお互いにどのような印象を持っていましたか?

窪塚:アイドルとしてど真ん中を歩きつつ、その中でもやんちゃなヤツらが多いチームにいて、群を抜くスター性のある人というイメージでした。本作にクランクインしてから、亀ちゃんが主演を務めたドラマ『正体』を観たんです。以前から俳優業を一生懸命やっていることは認識していたけれど、『正体』で改めて俳優・亀梨和也を目にして「すごいな」と思って。「俺は今、コイツと仕事をしているのか」と思うとさらに気合いが入りました。亀ちゃんは仕事へ向かう気持ちや、精度がものすごく高いんですね。いつもそれをひけらかすことをせずに、粛々と自分のやるべきことをやっている。現場の若い子たちはきっと、そんな彼の姿を見て「自分の持ち場を頑張ろう」と思っていたはずです。自分自身、亀ちゃんの姿勢に胸を打たれて、ケツを叩かれ、「俺も頑張ろう」と本気で思わせてくれました。トラのセリフ量は、カモの10倍以上あると思います。しかも関西弁だし、アクションもある中で、ものすごく頑張っていた。亀ちゃんの存在自体が、奮い立たせてくれるような原動力になっていました。

亀梨:そんなふうに言っていただいて、ものすごくうれしいです。こんなにありがたいことはありません。僕は常にいろいろな作品はもちろん、窪塚さんの唯一無二の表現力や生き様、カリスマ性、ファッションやセンスに至るまで「カッコいい」と憧れていました。ご本人の前で言うのもなんですが、ちょっと危うさのあるところも、男が憧れるポイント。だからこそ、こうやってお仕事を一緒にさせていただけて「こんなチャンスはない」とものすごくうれしかったです。存分にそのエキスを学びたいと思って、過ごしていました。毎朝、現場に入ってくるだけでカッコいいんですよ。カッコいい人といられる空間って、とても刺激になるものだなと思いました。

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◆亀梨和也、憧れを告白 キングの「真似をしていた!」

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