『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』キャストが語る“50周年記念作”への思い プレッシャーも「人生において宝となる1年に」
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――すでに皆さんの仲の良さが伝わってきていますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?
神田:スタッフの皆さん優しくて、アットホームな雰囲気です。「仕事仲間」ではなく、「チーム」のような一体感があります。
松本:仕事の話ももちろんしますが、撮影現場の近くにあるおいしいご飯屋さんを教えてもらったりもします。みんなで一緒にそのご飯屋さんに行ったり、本当に楽しい現場です。
神田聖司
――その中で、何か印象的なエピソードはありますか?
今森:戦隊の中で女子1人ということで、「みんなと仲良くできるだろうか」と最初はとても不安でした。ですが、みんな本当に優しくて。特に心央くんは、私が話に入れていないのに気付いて気を使ってくれたのか、こっそり私のモノマネをしてくるんですよ。口を「ムッ」てしちゃうのが癖なのですが、それをマネしてきて。
神田:そんなことしてたの? いつも「もーマネしないでよ!」と言っているのは聞いていたけれど、その時にはマネをやめていたから、何をしてるのか分からなかった(笑)。
今森:「マネしないでよ!」と言いつつも、そうやって私を中に入れようとしてくれているんだと思って、優しいなって。
鈴木:本当にそんな意図を持ってマネしてたの?
冬野:…実は。
全員:え~! 優しい!
冬野:女性1人だけで、きっと入りづらいだろうから、できるだけコミュニケーションをとろうとしていました。
今森:うれしい…! 心央くんは、内に秘めた優しさがすっごく大きい人です。
冬野:いや、全然です。やめてください。クールなキャラなので。営業妨害ですよ!
全員:照れてる~(笑)。
松本仁
――撮影は1年間と長丁場にわたります。オンエアが終了する頃、どんな自分になっていたいですか?
今森:いつも元気で笑顔が絶えない人だと思われたいです。今はまだちょっとだけ人見知りな部分が出てしまっているのですが、これからはみんなとたくさんお話ししたいです。1年後は、自分からみんなに話しかけられるようになって、現場を明るく照らせたら良いですね。
神田:心身ともに健康でいたいです。また、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を見て僕の演じる竜儀を好きになり、“ちびっこ竜儀”が増えてくれたらうれしいです。竜儀だけじゃなくて、ちびっこゴジュウジャーも。それに尽きます。
松本:僕は、画面に僕が出てきたら「うれしい」と思ってもらえる存在になりたいです。今も、そう思いながら撮影に励んでいます。
鈴木:僕たちにも憧れたヒーローがいるように、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』に憧れて、大きくなった時にヒーローになりたいと思ってくれたらうれしいですね。僕も誰かの憧れのヒーロー的存在になれたら良いなと思っています。
冬野:この1年を通して、お芝居はもちろん、たくさんのイベントも経験すると思うので、自信を持った人間になりたいです。今はまだ虚勢を張っている部分があるので、心から自信を持って人前に立てるようになりたいです。
今森茉耶
――ありがとうございます。最後に放送を楽しんでいる方へメッセージをお願いします。
神田:スタッフ・キャスト一同、1年間みんなで頑張っていきます。お子さんはもちろん、大人の方たちも楽しんでいただけたらと思います。
松本:大変なこともありますが、毎日楽しく撮影しています。その楽しさが伝わる作品になっていると思いますので、ぜひ一緒に楽しんでください。
冬野:お子さんからお父さん、お母さん、そして過去のシリーズを見て来た方々など、いろいろな層に楽しんでもらえる作品になっています。これから1年間、お祭りのように盛り上げていきます!
今森:キャラクターの個性が爆発していて、絶対に楽しめる作品になっています。ぜひ見てください。
鈴木:50周年記念作ということで、歴代の戦隊の要素も含まれたとても面白い作品になっています。毎週日曜朝9時30分を楽しみにしていてくださいね!
(取材・文:米田果織 写真:高野広美)
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、テレビ朝日系にて毎週日曜9時30分放送。