鈴木えみ、40歳を前に「Lv40と言うようにしてレベルが上がると考えている」 思春期の娘とは“お互い褒め合い”

モデルの鈴木えみが、Koki,が主演を務める『女神降臨』で約20年ぶりに映画出演。その第一報が解禁されると、ネットには驚きと歓喜の声があふれ大反響を巻き起こした。ヒロインの運命を大きく変える重要なキャラクターのオファーに驚いたという鈴木に、本作で演じたセレーナの印象や、40歳を前にした“ありのままの鈴木えみ”を語ってもらった。
【写真】オーラあふれる美しさ! 鈴木えみ、撮りおろしショット
◆約20年ぶりの映画出演オファーに驚き
韓国発の大ヒットWEBマンガ『女神降臨』(yaongyi著)を実写映画化する本作は、誰もが憧れる“女神“として完璧な学校生活を送りながらも、誰にも言えないすっぴんの秘密をもつ主人公・谷川麗奈(Koki,)が、同級生の神田俊(渡邊圭祐)、そして俊と因縁の仲にある五十嵐悠(綱啓永)と織りなす恋模様を描く。鈴木は、麗奈が<女神>と変身するきっかけを作る、カリスマメーキャップアーティストのセレーナを演じる。
――約20年ぶりとなる映画へのご出演。オファーを聞かれた時のお気持ちは?
鈴木:「なんで? 本当に私?」って思いました(笑)。プロデューサーさんも“えみちぃ”世代なのかなと思うのですが、熱いメッセージをいただきまして。カリスマメーキャップアーティストという役どころで、私は普段美容雑誌のモデルをやらせてもらったり、SNSでもメイク動画を発信したりと、メイクにまつわる仕事も多いので、やっていることは遠くはないと思い、何か私が貢献できることがあればと、だいぶ勇気がいりましたが出演させていただきました。
20年ぶりの撮影現場は借りてきた猫状態(笑)。今回は単独での撮影だったので少しは気持ちが楽でしたが、それでもやっぱりドキドキしましたね。なにより、『女神降臨』という作品の「女神の“女神”」ということで、プレッシャーもありました。
映画『女神降臨』場面写真 (C)映画「女神降臨」製作委員会
――セレーナの役作りでこだわられたポイントはどこでしょうか?
鈴木:主人公の麗奈がセレーナの言葉が響いてメイクを始めようと決心したり、重要なポイントで大事な言葉を言うという役どころだったので、なるべく言葉に重みを出せるようにセリフの言い方やビジュアルで説得力やカリスマ性を感じさせられるように監督と相談しながら作っていきました。セレーナは海外でも活躍するレベルなのかなと思ったので、そういう方々をイメージしたりもしましたね。
普段の私だったら洋服によってガラッとヘアメイクを変えてみたりするんですけど、あくまでも裏方という設定なので、洋服によってちょっとヘアチェンジするくらいに。洋服が実は6体チェンジしていて、それぞれに合わせて髪も全部違うんです。ヘアとリップの色は分かりやすいと思うので、それぞれのこだわりに注目してほしいです。
――“なりたい自分を諦めない”麗奈の姿や俊&悠との三角関係は、鈴木さんの目にはどのように映りましたか?
鈴木:本当に気持ちいいくらいにポジティブで前向きで、すごいなって思いながら見させてもらいました。俊や悠との関係もキュンキュンが詰まりすぎですよね。俊と悠の2人の王子でどちらを選ぶかですか? ん~、考えますよね。私だったら、悠かなぁ。歌上手な人、好きなんですよね(笑)。
――麗奈はメイクによって人生が変わりますが、鈴木さんにとってメイクとはどんな存在ですか?
鈴木:メイクしない日はないほど大好きで、コンビニへ行くだけでもメイクします。モデルを始めてから、いろんなプロの方たちにメイクをしていただいて、そこからメイク楽しい、ファッション楽しいとなっていって、美容雑誌をやるようになってからはスキンケアや美容もより好きになりました。
美容は自分を労わるものだと感じますし、メイクに関してはもうちょっとファッションに近くて、それこそなりたい自分に近づけたり、自分の気持ちを後押しして励ましてくれたり、メイクによっては癒やしてくれたりもする。私には欠かせない存在ですね。