鈴木えみ、40歳を前に「Lv40と言うようにしてレベルが上がると考えている」 思春期の娘とは“お互い褒め合い”
――麗奈は、すっぴんにコンプレックスを抱いていますが、鈴木さんはコンプレックスに感じるところはありますか?
鈴木:モデルを始めたときは、中学生だったというのもあるんですけど、例えば「タラコ唇やだな」とか、「耳が立ってるのやだな」とかいろいろありました。当時は「アヒル口の女の子がかわいい!」という時代だったので、「分厚い…」と思ったり。でも時代によって流行りの顔も変わりますし、ちょっとしたら、しばらくは私の時代がやってきて(笑)。「ありがとうございます、お母様」という感じでした。
あとはヘアメイクさんとかにたくさん褒めていただくようになって、自信が持てるようになったというのもありますね。思春期特有だったのかなと思います。私の子どもがちょうど今その年代に差し掛かろうとしているので、どうでもいいよっていうことも気にし出しているので、「あぁ私もこうだった。誰も気にしてないよ~。でも気になるんだよね、分かるよ~」と思って見ています。
――娘さんとの母娘関係はどのような感じですか?
鈴木:娘とは褒め合ってますね。娘もすごく褒めてくれるし、私も毎日「今日もかわいいね」と言って。友人同士でもそうしたことを習慣化するといいと思うんですよね。「その色めちゃくちゃ似合うじゃん!」「今日髪ツヤやばくない?」とか。お互い褒めていくといいこと尽くしだと思って。日本ってそういう習慣ないじゃないですか。「ちょっと太った?」とかネガティブなことを言い合えるのが、本当のことを言ってもらえて信用できるみたいな。その逆がもうちょっと多いほうがよくない?って思うんですけど…。
ママ友同士の会話でも、「うちの子なんて…」って私は絶対言わないようにしています。「本当にいい子なの!」と褒めまくっていますね。
――娘さんはお母さんのお仕事をどのようにご覧になっていますか?
鈴木:つい最近、「ママっていつも主役でいいよね」って言われて(笑)。「どういうこと?」って聞いたら、こういう取材の場もそうだし、ママがすごくしゃべっていて、みんながママの話を聞いてくれている。洋服の展示会とかでも、ママの友達がママに会いに来ているように映るっぽくて、いつもママ中心にいろんなことが動いているように感じるようなんです。「そういう仕事だからね」って説明したんですけど、そんなふうに思ってたんだって面白かったです(笑)。