松下由樹&野村康太、パワーワードあふれる狂愛サスペンスに体当たり ドラマならではの面白さに自信

関連 :
松下由樹が主演を務め、野村康太が共演するドラマ『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』(テレ東系/毎週金曜24時12分)がいよいよスタート。芸能事務所のマネージャーが、新人俳優に異常なまでの愛を注ぎ、その執着が狂気へと変貌していく様を描く鬼気迫る狂愛サスペンスと早くも話題を集めている。口をそろえて「衝撃的な作品」と語る松下と野村に、本作の世界観に体当たりする意気込みを聞いた。
【写真】野村康太の身長に松下由樹もびっくり!
◆衝撃の展開が続く、中毒性のあるドラマ
『財閥復讐』(テレ東)に続き、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同製作した完全オリジナル漫画をドラマ化する本作。デビューから育て上げた女性俳優に裏切られ、絶望のどん底にいた芸能事務所のベテランマネージャー・吉川恵子(松下由樹)は、街で偶然すれ違った森山拓人(野村康太)に運命を感じ、彼を芸能の世界へと誘う。彼をスターにするために手段を選ばない敏腕な恵子だが、そのうちに拓人の交友関係やプライベートまで縛っていき、その愛情は次第にマネージャーとしての域を超えるまでにエスカレートする……。
――本作の情報が解禁された時に、久々に振り切った演技の松下さんを見られる! また年上の女性に翻弄される野村さんが見られる! これは見たかったものが詰まった作品だ!と心躍りました。本作のオファーをお聞きになった時のお気持ちはいかがでしたか?
松下:すごく衝撃的な作品だなというのが最初の印象です。中毒性がある物語で、「どうなるんだろう?」「どこまで行っちゃうんだろう?」と次が気になる展開で面白いなと思いました。
台本を拝見すると、セリフにパワーワードがいっぱいで、とにかく強烈。強烈な物語をどう演じたらいいんだろうという難しさもありました。撮影が始まる時には恵子を演じることに対して迷いを持ちたくなかったので、クランクインする前にスタッフの方と作品やキャラクターについてたくさんお話をして、フラットに強烈なキャラクターを演じられるところまで持っていきました。
野村:台本を読んだときは衝撃でした。ドキドキハラハラするような展開が毎話続くので、僕は普段台本を読むときは休憩しながら読むタイプなのですが、休憩する暇もないくらい没入して。楽しく面白く、ちょっと恐怖を感じながら読ませていただきました。
台本には“バブちゃん”とか、“監禁”、“歪んだ愛情”などパワーワードがいっぱいあって…。
松下:“狂愛”とかね(笑)。
野村:精神的にやられないか不安でしたけど(笑)、台本だけでも夢中になったので、これはドラマになったらもっともっと面白くなるんだろうなと感じました。
(左から)松下由樹、野村康太
――今回、お二人は初共演となりますが、お互いの印象はいかがでしたか?
松下:「え!」って思うくらい身長が高くてびっくりしました。セリフで拓人のプロフィールが野村くんの身長と同じ184cmとあるんですけど、絶対に2m近いと思っていました(笑)。あとは、実際にはすごくおとなしい方なので、この役を通して、これからいろんな表情が見られるだろうと思うので、楽しみにしているところです。
野村:すごく優しくて、柔らかい方です。なので、どうやって狂気じみた恵子を演じられるのだろうと、想像がつかなくて。これから対峙していくことがとても楽しみです。実際にお芝居をしてみると、目に引き込まれる印象があって、すんなり精神が蝕まれていくと思います(笑)。