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『仮面ライダーガヴ』一緒に壁を乗り越えて来た1年間…知念英和、日野友輔、宮部のぞみ、庄司浩平が語る“成長”

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知念英和

日野友輔

宮部のぞみ

庄司浩平

■知念英和と中島颯太は似ている? 木村慧人のプロ根性に感動も


宮部のぞみ
――今話に上がった中島さんのほか、世界さん、澤本さん、木村さんらゲスト陣と共演しての印象、撮影時のエピソードがあれば聞かせてください。

宮部:中島さんとの共演シーンが一番多かったのですが、中島さんと知念くんって雰囲気がすごく似ているんですよね。

知念:それスタッフさんにも言われた!「すごい似てるね」って。

宮部:3人で一緒にお菓子の家も作ったんだよね。

知念:そうなんです。映画なのでお菓子作りのスケールも大きくなっていて、なかなか完成度の高いお菓子の家を作りました。でもテレビシリーズ同様、ショウマたちに料理させると色々なことが起こるので…(笑)。ハプニングが詰まったシーンになりましたが、撮影していてとても楽しかったです!

日野:いいなぁ~! 見たかったな。

庄司:話を聞いているだけで、映画を観るのが楽しみになってきました!

日野:実は僕、(FANTASTICSが所属する)LDHさんがめちゃくちゃ大好きなんですよ。出演されている番組もよく見ていたくらい。先日やっと撮影現場でご一緒することがあったのですが、ヒデ(知念さん)が突然「慧人く~ん! お疲れ!」と話しかけていて、しっかり共演者の距離感になっているのがとても羨ましかったです。

宮部:皆さんすごく接しやすいんですよね。

知念:そうなんです。4人全員が優しかったです。

宮部:先ほども言いましたが、私は中島さんとは初共演。仲良くできるか不安だったのですが、頑張って話しかけてみると、どんなボケでも拾ってくれるんですよ。親しみやすくて、すぐに心を開いてしまいました。

知念:アーティストの時と俳優の時とじゃ、表情も違いますしね。一番ギャップを感じたのは、木村さんです。クラープという博士の役なのですが、テストではクールに演じていたのに、監督から「もう少しクセの強さを出してみて」と言われた瞬間、180度違うクラープを表現されました。その後に少し話す時間があって、芝居について聞いてみたら「作品のためだったら、俺はなんでもするつもりだから」と言ったんです。

日野&宮部&庄司:かっこいい~!

知念:それを聞いて、木村さんのことがすごく好きになってしまいました。プロ根性ですよね! ほかの作品では見たことのない木村さんの表情や演技が楽しめるので、ファンの方は絶対にこの映画を観た方がいいです。

庄司浩平
――物語の中でキャラクターが成長すると共に、この1年間でいろんな表現を学び経験を積んだことで、皆さん自身も成長されたと思います。キャラクターとご自身で、その「成長」を感じた瞬間を教えてください。

庄司:登場時は敵側だったラキアですが、ショウマの説得によって立場が変わりました。しかし目的は変わっておらず、それが一致したことによってショウマと共闘するようにもなります。「人間」も自分と変わらない存在であると理解してからは、ショウマや絆斗、そして幸果とコミュニケーションを取っていきますし、成長以外の意味でも変化が一番わかりやすいキャラクターだったと思います。ラキアはいわゆる「クールキャラ」なので、あまり演技の幅は広くないと思っていたんです。しかし、物語の進行に合わせてキャラクター同士の交流を通して態度がだんだん砕けて行ったり、少し表情に出したり、微妙な変化をつけて視聴者に伝わるように表現したつもりです。映画においての別の世界のラキアはそれがもう少しわかりやすいキャラクターになっているので、是非その変化を感じてほしいですね。

宮部:幸果は最初から最後までずっとそのままだからなぁ。ラキアのようなわかりやすい変化はないですが、会話せずとも空気でみんなの状態を理解できるようになったのが幸果の成長かと思います。事情を知ってからは、ショウマたちをサポートするようにもなりますしね。戦闘要員ではないですが、一緒に戦っているという気持ちで演じていました。最後の方の撮影では私自身も同じ気持ちになったりして、幸果とシンクロできたことが私の成長だと思います。

日野:絆斗は幼い頃に母を化け物に攫われて、その復讐を人生の道標として生きてきたキャラクター。グラニュートのミックスであるショウマという存在は、本来は相容れない存在ですが、彼と出会ったことで、生きる目的であり人生の“枷”にもなっていた復讐心を乗り越えていきます。そして乗り越えた先で、ショウマ、ラキア、幸果という心強い仲間たちができたことが、絆斗にとっての一番の成長だと思いました。そして僕にとっても、このメンバーに出会えて良かったと心から思います。みんなと切磋琢磨できたおかげで、俳優としても人間としても成長できました。この映画は、その集大成となる作品になったと思います。

知念:ショウマは右も左もわからないまま人間界に来て、人間を守るために戦って。それを繰り返していく中で「なぜ戦っているんだろう?」「自分が生きている理由は何だろう?」と壁にぶつかることもありましたが、幸果さん、絆斗、ラキアたちと出会い、関係性を築き、一緒に乗り越えてきました。そんなショウマと同じように、僕もこのメンバーと出会って、いろんなものを乗り越えて、俳優として1歩ずつ成長してきました。本当にかけがえのない1年でした。また、映画でもショウマはまた1つ大きな壁を乗り越えますので、その姿を見届けてもらえると嬉しいです。

(取材・文:米田果織 写真:高野広美)

 映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』は、7月25日全国公開。

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映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』インタビュー

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