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森田剛、新しい道を歩き始めてまもなく4年「人との関わり方がより深くなっている」

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◆“はじめまして”の顔ぶれがそろう作品は「嫌いじゃない」



――伊原さんとは昨年の『台風23号』に続いてのご共演となります。

森田:『台風23号』では同じシーンは少なかったんですけど、稽古を見ていても自由だし、体の使い方がすごく上手で面白かったです。今回はまったく違う関係の役なので、また新しい発見があると思うので楽しみですね。

――伊原さん以外の皆さんとは初共演となりますが、初共演の方が多い環境はいかがですか?

森田:いつも通り、そのまま行く感じですね。はじめましては嫌いじゃないというか。0からじゃないですか。バレてないから猫もかぶれるし(笑)。そういう新しい気持ちで臨めるっていう楽しみがありますね。いい出会いを頂いて、新しい発見や気づきみたいなものがあったらいいなって思います。

――初めての方と一緒に作品を作り上げていく楽しみはどんなところにありますか?

森田:やっぱり刺激を受けますよ。こう考えてるんだ、こう動くんだと影響を受けますし、そういうのはやっぱり楽しいですね。

毎回演出家の方も出ている人もそうですけど、相手によって自分も変わるし、自分でも変えたいなとも思うんです。そういう影響を与え合って役ができあがっていくと思うんですよね。


――コンスタントに舞台作品に挑まれている森田さんですが、舞台の魅力というのはどういうところにありますか?

森田:どうだろう~。自分に合ってるのかなとは思います。始まったら終わりまでストップしないっていうスタイルもそうだし、そこにお客さんがいるっていう空間も合っていると思います。刺激もそうだし、怖さもそうだし、普段生活していて感じることがない気持ちになれるので、そこは自分に必要だなとは思っています。

――怖さはありますか。

森田:怖いですね、やっぱり。途中でやめられないじゃないですか。その緊張感はなかなか他では経験できないことですからね。

――ハードな役も多いですが、役を引きずったりはされませんか? 楽屋ではどんな風に過ごされてますか?

森田:影響はないですね。終わったらすぐ帰りますし、2回公演の時も特に何もしないですね。ケアをする時はするし…、楽屋ではじっとしています。

常にセリフは頭の中でぐるぐるしています。全部消せたら楽ですけど、公演中は何をしていてもずっとどこかに残っている感じですね。作品のことを考えていなくてもどこかにある感じ。

でも自分にとってはそれが大事なんですよね。ひらめきにつながるというか…。終わって考えないようにしちゃうと気づけなかったりするんですけど、どこかしらで思っているとそれが気づきになったりする。それをなくさないようにずっと持っておくというのは自分としては大事。それは面白くもあり、辛くもある。両方ですね。

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◆デビュー30周年の中のターニングポイントは初舞台

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