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山崎賢人&土屋太鳳、朝ドラ以来の夫婦役に息ぴったり 「前世でも出会っていたのかも」

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(左から)山崎賢人、土屋太鳳
(左から)山崎賢人、土屋太鳳 クランクイン! 写真:高野広美

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 10代からたびたび共演を重ね、ともに世代を代表する俳優へと成長してきた山崎賢人と土屋太鳳。国内外で多くのファンを獲得し、9月25日に待望のシーズン3が配信されたNetflixシリーズ『今際の国のアリス』では、心を重ねながら過酷な状況を乗り越えていくアリス(山崎)とウサギ(土屋)という、どこか彼らの関係性とも重なるハマり役を続投。結婚したアリス&ウサギとして、NHK連続テレビ小説『まれ』(2015)以来、2度目となる夫婦役を演じている。「けんたおです!」とファンから親しまれている愛称であいさつした山崎と土屋は、インタビューでも「すごく縁を感じている」「前世でも出会っていたのかも」と息ぴったり。再タッグの感想をはじめ、30代となったお互いをどのような目で見ているのかなど、笑顔いっぱいに語り合った。

【写真】シックな衣装が美しい! 山崎賢人&土屋太鳳 撮り下ろしショット(10枚)

■“けんたお”コンビ、朝ドラ以来の夫婦役は「感慨深い」

 麻生羽呂による大ヒットコミックスを原作に、生きる意味を見失っていたアリス(山崎)やウサギ(土屋)たちが、元の世界に戻ることを希望として命懸けの“げぇむ”に挑む姿を描く本シリーズ。シーズン3では、前シリーズで全てのカードの“げぇむ”をクリアし、元の世界で幸せに暮らしていたアリスとウサギが再び今際の国へと足を踏み入れる。

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3 場面写真 (C)麻生羽呂・小学館/ROBOT
――佐藤信介監督が、「誰もがこれで終わりだと思っていた。でも、ただ一つ、残されていた欠片があった」と語っている新シリーズがいよいよ登場。夫婦となっていたアリスとウサギが、今際の国へと帰還します。どのような気持ちでシーズン3に臨みましたか?

山崎賢人(以下:山崎):シーズン1、2とこれだけ皆さんから愛していただき、待望のシーズン3となるとプレッシャーもありました。でも僕自身、このシリーズが大好きなので、オリジナルストーリーとして描かれるシーズン3をすごく楽しみにしていて。アリスとウサギはこれまでいろいろなことを乗り越えてきた2人なので、夫婦になっていたということには感慨深いものもありました。思えば僕たちは、『まれ』でも夫婦役をやっていたんだよね。

土屋太鳳(以下:土屋): そうなんだよね。だから一緒に結婚指輪をつけて撮影をするというのが、そんなに珍しくなかったりする(笑)! シーズンを重ねるごとにアリスのウサギを思う気持ちや包容力がどんどん増していて、その魅力にウサギも惹(ひ)かれていったんだろうなと思います。私自身、10代からご一緒させていただいてきた賢人くんとの関係性を夫婦役という形で残すことができて、それを世界中の皆さんに観ていただけると思うととてもうれしいです。

(左から)山崎賢人、土屋太鳳
――ウサギはアリスの前から突然姿を消し、今際の国へと再び舞い戻ってしまいます。アリスもウサギを取り戻すために今際の国へと飛び込みますが、しばらく2人は離れ離れの状態で戦いを繰り広げることになります。そういった展開に不安や寂しさはありましたか。

山崎:僕は太鳳ちゃんに絶大な信頼感と安心感を持っているので!

土屋:うれしい。

山崎:なんの心配や不安もなく、“ウサギパート”と呼ばれる部分も「ものすごくいいシーンになっているだろうな」と感じていて。ウサギと離れ離れのシーンでも、「一つ一つ、アリスとしてやるべきことをやろう」と覚悟していました。もちろん寂しさもありましたが、新しい参加者を演じる方々もステキな人ばかりだったので、それはまた新鮮でとても楽しかったです。

土屋:私も、賢人くんに対する信頼感は増すばかりです。実は今回「ミライすごろく」という“げぇむ”の場面で、アリスがいなくなる瞬間のウサギによるお芝居に違和感を覚えたことがあって。そのことを賢人くんに打ち明けたら「監督に相談しよう」と一緒に伝えてくれたんです。賢人くんはいつも自然体で楽しい雰囲気を持っているけれど、いざとなると頼れる瞬間があって、だからこそ誰もが付いていきたくなるし、それが映像ににじみ出ることでずっと見ていたくなるようなお芝居になるんだろうなと実感しました。気付かぬうちに人を救っているということが、すごくたくさんある方だと思います。

■土屋太鳳、産後4ヶ月でのアクションは「未知の挑戦」

――東京タワーを舞台にした“げぇむ”など、新シリーズでも激しいアクションが大きな見どころとなります。アクション監督の下村勇二さんとは、どのようにアクションを構築されましたか?

土屋:産後4ヶ月でのアクションは未知の挑戦でした。骨盤や筋肉が変化しているので、腹筋もできず、側転もゆっくりとしか回れず、走っても体を前に推進する力が出なくて。アクションチームが工夫してくださって、皆さんの支えで乗り切ることができました。

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3 場面写真 C)麻生羽呂・小学館/ROBOT
山崎:アリスが頭脳派な分、ウサギパートの“げぇむ”はアクションが盛りだくさん。太鳳ちゃん、カッコいいな!と思いながら観ていました。

土屋:頭脳を駆使した展開を演じるのも、とても難しいよね。オリジナルの“げぇむ”「ゾンビカード」のシーンではアリスの賢さが際立っていて、すごくカッコよかったです。

山崎:「ゾンビカード」の決め手となるセリフは、めちゃくちゃカッコよくやりたいなと思っていて。そう言ってくれて、うれしいです!

――あらゆる人気シリーズに出演されている山崎さんですが、本シリーズだからこそ挑戦できると感じるのはどのようなことでしょうか。

山崎:たとえば『キングダム』だとあの城を目指す、あの敵を倒すという、突き進む場所が明確だったりしますが、『今際の国のアリス』はいい意味でそこがわからない、不気味さのようなものがあって。CGを使う場面も多く、なにも映っていないモニターを見ながら細かい感情を乗せるお芝居が必要になったり、頭脳戦ではセリフ量もかなり多いので、集中力が鍛えられます。

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■前世でも出会っていたのかも! 次に共演するとしたら“きょうだい”役

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