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松坂慶子、話題作への出演続く変わらぬ魅力 原動力は「面白いと思うことにチャレンジすること」

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松坂慶子
松坂慶子 クランクイン! 写真:高野広美

 ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK)や、Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』など話題作への出演が途切れず、どの作品でも確かな存在感とますますの輝きを放ち続ける松坂慶子。この秋は、ドラマ10『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』(NHK総合/毎週火曜22時)で獣医師役に初挑戦する。芸歴58年を迎え、変わらぬ美しさで魅了する松坂に、柴犬と共演する本作撮影エピソードや、これまでそしてこれからの女優人生について話を聞いた。

【写真】お茶目な“指圧”ポーズがかわいすぎ! 松坂慶子、キュートな魅力あふれる撮りおろしショット

◆かわいくてお利口な柴犬との共演にもうメロメロ

 本作は、片野ゆか著『平成犬バカ編集部』を基にした、絡まりもつれた人の心を優しく解きほぐしてゆく、ヒューマン&ケイナイン(犬)ストーリー。傍若無人なアラフォー雑誌編集長のもと、はみ出し者や変わり者たちが集った“ガケっぷち”柴犬専門雑誌「シバONE」編集部の奮闘を描く。

 松坂は、そんな編集部のメンバーと雑誌の看板犬を時に温かく、時に厳しく見守り続ける、犬の指圧のゴッドハンドを持つ獣医師・滑沢好美を演じる。


――本作出演オファーを聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?

松坂:お仕事をご一緒したことのある監督ばかりでしたので、久しぶりにお目にかかれることがとてもうれしかったです。それに柴犬と一緒に撮影できるなんて、本当に楽しみでした。

獣医師役は初めてです。撮影前に先生にいろいろご指導いただいて、動物病院にも1日見学でお邪魔させていただきました。いろんなお話をお伺いし、飼い主さんのご様子を拝見できて、滑川先生というキャラクターに肉付けできたのでよかったです。

――動物とこれだけしっかり共演される経験はありましたか?

松坂:こんなに一緒っていうのは初めてですね。看板犬の福助くんはもう主演ですね(笑)。私の撮影が始まる前に編集部の皆さんとお会いしておきたかったので、撮影の見学に行ったんですね。大体テストのときはぬいぐるみちゃんでやって、本番でワンちゃんが登場するんです。「シバちゃんたちに迷惑をかけないようにやらないとな!」と思いました(笑)。

今回実際に共演してみると、本当にかわいいんですよね。お利口なワンちゃんでもうメロメロです。勘もいいですし、そのシーンに合うような状態でいてくれるんです。とても知的なワンちゃんで、いろんなことを考えたり感じているのがよく分かるんですよね。自然体っていうか、まったく動じなくって。診察台での撮影もあったのですが、普通診察台に上がると注射されたことが甦って怖がると思うんですけど、どーんと動じずにいて風格もありますね。

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◆犬の立場から見て心地いいことがよくわかる作品

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