『ひとりでしにたい』「大事なのはリリック」“雅子”松坂慶子のヒップホップ愛に反響「知識がすごい(笑)」

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綾瀬はるかが主演を務める土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK総合/毎週土曜22時)の第3話が12日に放送され、松坂慶子演じる雅子がヒップホップへの愛を炸裂させると、ネット上には「造詣が深いママン草」「ハーコー派」「知識がすごい(笑)」といった声が集まった。
【写真】終盤では母・雅子(松坂慶子)と鳴海(綾瀬はるか)がラップで対決
本作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、「死」と「笑い」の融合した類いまれなる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評されたカレー沢薫の同名漫画を、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香による脚本で実写化する社会派「終活」コメディー。
母・雅子が熟年離婚を企てている可能性に気付いた鳴海(綾瀬)。ある日、彼女は胸の内を探るため雅子をお茶に誘う。ヒップホップ・ダンスにハマっている雅子と共通の話題を作って本音に迫ろうとした鳴海は、ヒップホップ・ダンスに寄せたファッションで喫茶店を訪れる。すると少し遅れて雅子が来店。
大ぶりなシルバーのネックレスにヘアバンド、スタッズがあしらわれたパーカー、真っ赤なボトムスというド派手は装いで現れた雅子は、鳴海のファッションを見ると笑顔で「あんたからは全然ヒップホップを感じない」と断言。さらに雅子は鳴海のファッションを指して「あんたのそれ、ウエスト・コーストなんじゃない?」とポツリ。
雅子は“ヒップホップは土地によってスタイルが違う”と解説しつつ、アメリカ西海岸を中心に盛り上がっているのがウエスト・コーストで、雅子自身は、ヒップホップ生誕の地とされているニューヨークのスタイルに則っていると主張する。さらに雅子は「ウエスト・コーストが悪いっていうんじゃないのよ。でも一緒にされるのは違うっていうか…」と語り「大事なのはリリック。あとそれを表現するフロー」と力説する。
その上、ケンドリック・ラマーとドレイクのビーフにも言及する雅子の姿が描かれると、ネット上には「ヒップホップに造詣が深いママン草」「コアなお母さん」「松坂慶子まさかの東海岸ハーコー派」「お母さんのヒップホップ知識がすごい(笑)」などの反響が寄せられた。