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『リンダ リンダ リンダ』20周年! 女子高生役だった4人&実は出てた人気俳優は今?

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(左から)ペ・ドゥナ、前田亜季
(左から)ペ・ドゥナ、前田亜季 クランクイン!

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ペ・ドゥナ

前田亜季

香椎由宇

松山ケンイチ

小出恵介

 2005年7月に劇場公開され、今年の8月には20周年記念として4Kバージョンが劇場公開されるのが、山下敦弘監督作品『リンダ リンダ リンダ』。ここでは、今も多くのファンに愛されるこの映画で高校生を演じたメインキャストにフォーカス。公開当時は若手だった出演者たちの歩みを振り返ってみよう。

【写真】今では大物となった俳優も出演! 『リンダ リンダ リンダ』キャストたち

■ペ・ドゥナ


 「バンドやんない?」と声をかけられ、よく事情を理解しないまま「はい!」と即答したことから、ボーカルとしてTHE BLUE HEARTSの曲を歌うことになる韓国人留学生・ソンを演じたのは、のちに『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー作品賞を受賞するポン・ジュノの長編デビュー作『吠える犬は噛まない』で主演を務めていたペ・ドゥナ。

 すでに映画ファンの間で知られる存在だった彼女は、本作への出演によって日本での知名度がアップし、2009年には是枝裕和監督作『空気人形』に主演。その後、ハリウッドに進出すると日本では2013年に公開されたSF映画『クラウド アトラス』に出演。2015年には『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟(現在は姉妹)が監督を務めた『ジュピター』にもキャスティングされた。近年は是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』やザック・スナイダー監督のNetflix作品『REBEL MOON: パート1 炎の子』『REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者』に出演している。

■前田亜季


 バンドではドラムを担当している友だちの多い女子生徒・山田響子を演じたのは、実姉の前田愛と共に子役としてキャリアをスタートした前田亜季。

 90年代からテレビCMやドラマ、バラエティ番組で活躍していた彼女は、2000年公開の映画『バトル・ロワイアル』に出演し、第24回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年にはテレビアニメ『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』(テレビ大阪・テレビ東京系)で声優として主演を務めた。近年は『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合)や『キャスター』(TBS系)などのドラマに出演。今年6月に公開された映画『フロントライン』にも出演している。

■香椎由宇

 負けず嫌いな性格で、バンドでは渋々ギターを担当することになる立花恵を演じたのは、モデルとしてキャリアをスタートし、2005年公開の『ローレライ』でスクリーンデビューをしていた香椎由宇。本作公開後、映画『デスノート』やドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)などの作品に出演しキャリアを重ねると、2007年には俳優のオダギリジョーと結婚。2011年2月に第1子を出産し、2014年4月に第2子、2016年8月には第3子を出産している。

 2021年にはオダギリが演出・脚本も手がけたドラマ『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』(NHK総合)に出演。以降はドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)にレギュラー出演し、今年9月には出演作『THE オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ MOVIE』の公開も控えている。

■関根史織

 バンドの中で一番音楽に精通しているベーシストの白河望を演じたのは、2001年結成のロックバンド「Base Ball Bear」でもベースを担当している関根史織。映画出演の翌年、Base Ball Bearがミニ・アルバム『GIRL FRIEND』でメジャーデビュー。以降、バンドのメンバーとして楽曲製作やライブ活動を行う。プライベートでは2012年2月に結婚を発表した。

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男性陣にはのちの人気者たちが出演していた!

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