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下地紫野&茜屋日海夏、『アイカツ!×プリパラ』に込めた10年の想い「一緒に歩んできたからこそ」

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『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』インタビューより(左から)下地紫野、茜屋日海夏
『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』インタビューより(左から)下地紫野、茜屋日海夏 クランクイン! 写真:吉野庫之介

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 『アイカツ!』と『プリパラ』が夢のコラボを果たす映画『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE ‐出会いのキセキ!‐』が全国公開中だ。本作は、2014年からスタートしてお互いに10周年を迎えた『アイカツ!』のあかりGenerationと『プリパラ』がタッグを組み、“出会いのキセキ”を記念して企画されたプロジェクト。時空に歪みが生じたことで『アイカツ!』と『プリパラ』2つの世界の間に特別な空間が誕生。二つの世界のアイドルたちが気持ちをひとつに力を合わせ、ワクワクとキラキラを詰め込んだ最高のステージを目指す物語が描かれる。このたび、『アイカツ!』の主人公・大空あかり役の下地紫野、『プリパラ』の主人公・真中らぁら役の茜屋日海夏にインタビュー。お互いの作品の印象のほか、2人にとって両作がどんな存在なのかを聞いた。

【写真】下地紫野&茜屋日海夏、インタビュー撮りおろしカットが満載!

■「いつか一緒に何かやれたら」念願叶って夢のコラボに喜び

――『アイカツ!』と『プリパラ』がタッグを組み、映画化されると聞いた最初の印象を聞かせてください。

下地:とても驚きました。『アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!』というライブシーンが中心の映画があったので、最初はそれをイメージしていたのですが、実際に台本を読んでみたら「しっかりしたストーリーがあるぞ!?」と(笑)。もちろんステージシーンもたくさん盛り込まれていて、「ただのお祭りじゃ終わらせない!」というスタッフさんの気合が伝わってきました。

茜屋:同じ局で10年もの間、一緒に並走してきたアイドルアニメです。もちろん存在は知っていて、「こんなに近くに同じテーマを扱った作品があるのなら、いつか一緒に何かをやりたいな」と個人的に思っていました。なので、2作品がタッグを組むと聞いた時は、率直にうれしかったですね。

映画『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』メインビジュアル(C)Aikatsu, Pripara 10th Project
――あかりとらぁらが会話するシーンからは、これまでにはなかった一面が見えたりと、映画ならではのキャラクター性を感じられるように思いました。お2人が「ここは映画ならではだなぁ」と思った瞬間はありましたか?

下地:あかりは中学生で、らぁらは小学生。歳の離れた子と一緒にアイカツすることが本編ではほとんどなかったので、あかりの「お姉さん」な一面が見られて、そこは新鮮に感じました。

茜屋:本当に。今作でのあかりちゃんは、ずっと頼れるお姉さんでした。また、紫野ちゃんの存在もそうです。アフレコは別録りで、私はすでに収録されている紫野ちゃんの声を聞きながらアフレコしたのですが、お芝居でもみんなを引っ張ってくれているという印象を受けました。

『プリパラ』でのらぁらも主人公としてみんなを引っ張ってはいたのですが、彼女は無邪気で難しいことを考えない無鉄砲タイプ。あかりちゃんは、視野が広くて懐の深いお姉さんタイプ。同じ主人公でもタイプが違うなと感じましたね。

下地:らぁらの無邪気さは『アイカツ!』にはないセオリーを持っていると感じました。らぁらがいなければ、あかりからは出なかったセリフがたくさんあって、そういう意味でらぁらには引っ張ってもらったと思います。

映画『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』場面写真(C)Aikatsu, Pripara 10th Project
――下地さんは、『プリパラ』の存在をどう見ていたのでしょうか?

下地:私ももちろん『プリパラ』は知っていたのですが、その頃は『アイカツ!』で精一杯すぎて、茜屋さんのように「一緒に何かできたら」という考えにすら及びませんでした。大空あかりというキャラクターは、私がアニメで初めてオーディションに受かって勝ち取った役です。

毎回必死でアフレコして、それでも上手くいかなくて……落ち込んで帰った日が何度もありました。他作品を意識する暇がないくらい『アイカツ!』に必死だったので、そんな時代と共に生きた『プリパラ』の皆さんと掛け合いができて、とてもうれしいです。

――茜屋さんにとっても、らぁらが初めて演じた主人公です。その頃のアフレコを振り返って、いかがですか?

茜屋:私も、何もできなくて泣きながら帰った記憶があります(笑)。

――今回のアフレコでは、その頃を思い出して演じたりは?

茜屋:そこまで初期に遡ることはなかったです。ただ、らぁらがいろんな出会いを経て成長していく姿や、神アイドルになる前の努力の日々、夢に向かってがむしゃらに頑張っている時の気持ちは演じながら思い出してきて、胸がグッとなる瞬間がありました。

下地:私も、コンスタントにとは言わないまでも、アニメが終わった後もあかりを演じる機会があったので、そこまで初期に返らずとも演じることができました。直近では『アイカツ!メモリアルステージ』の上映があって、そこに収録される新録パートで『アイカツ!』のキャスト陣と掛け合いできていましたしね。

ただ、それが久しぶりの『アイカツ!』の収録で、長めにみんなと掛け合えるとあって、気合が入り過ぎていました。それを指摘されていたので、今作のアフレコは「気合を入れすぎない」を目標にしていました(笑)。

――『アイカツ!』と『プリパラ』のキャストが揃った現場の雰囲気はいかがでしたか?

下地:スタジオの席が、やはり自然と『アイカツ!』側・『プリパラ』側に別れてしまったのですが、両作品に出演している伊藤かな恵さんが架け橋になってくれて、2つのチームを繋いでくださいました。

映画『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』場面写真(C)Aikatsu, Pripara 10th Project

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■作品を通じて抱く“ステージ”への想い「同じ時間を共有できる」「好きが集まる場所」

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映画『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』予告PV

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