乃木坂46梅澤美波・菅原咲月が語る“キャプテン・副キャプテン”の役割「グループを守っていきたい」
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梅澤美波
――最新シングル「ビリヤニ」の活動をもって、3期生の久保史緒里さんが卒業。9年強、同期として活動を共にしてきた梅澤さんの心境は?
梅澤:素直に寂しさを伝えるようにしています。でも、久保本人は照れくさいのか、ケロッとしているんです(笑)。26〜27日の卒業コンサートを控えているのにメンバーを気遣ってくれるし、私にも変わらず「あなたはやりたいことをやったらいいのよ」と励ましてくれました。
――菅原さんは後輩として、教わったこともたくさんありそうですね。
菅原:久保さんの卒業を近い将来なんとなく予感していて「真夏の全国ツアー2025」では「シンメ(トリーのポジション)ができてよかったです」とか、とにかく感謝を伝えていました。言葉ではなく行動で私たちに示してくれることが多く、梅さんと一緒でオリジナルのパフォーマンスにリスペクトを持っていらっしゃる姿勢を受け継いでいきたいです。
菅原咲月
――久保さんと同じく、4期生の松尾美佑さんと矢久保美緒さんも卒業。次の道へ進むメンバーの決断を聞くたびに、込み上げる思いは?
梅澤:先輩たちの卒業を見送っていたときは寂しくて仕方なかったんですけど、今は「私たちはグループをつないでいくし、卒業する子にも新しい道が待っている」と前向きに捉えられるようになりました。でも、同期と後輩では、捉え方の違いもあります。同期が卒業を決めたときは本人に聞く前から不思議と分かりますし、見送る日まで一緒にいられるのが純粋にうれしいです。でも、後輩は私たちからすればかわいい妹ですし、松尾と矢久保は3期生への愛をすごく伝えてくれたので、やっぱり寂しさが勝ってしまいます。
菅原:私はまだ、卒業に慣れなくて。先輩方から発表を聞くたびに「卒業しないでほしい」と思うし、寂しいです。でも、ここ1年ほどは「悔いを残さないために、一緒の時間を過ごせるうちに感謝をしっかり伝えよう」と思えるようになりました。

