乃木坂46梅澤美波・菅原咲月が語る“キャプテン・副キャプテン”の役割「グループを守っていきたい」
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結成15年目、40枚目のシングル「ビリヤニ」で新たな節目を迎えた乃木坂46。現在のキャプテンを務める3期生の梅澤美波と、副キャプテンで5期生の菅原咲月は、お互いに厚い信頼を寄せる。二人三脚でグループを支えるようになり、まもなく1年。新加入した6期生の2人が初の表題曲センターを務め、長く活動を共にしてきたメンバーの卒業も重なるシングルを境にして、なおも、乃木坂46への愛を強める。
【写真】キャプテン&副キャプテン対談 梅澤美波&菅原咲月の撮り下ろしカット
■Wセンターの6期生は「初々しさと面白さのバランスが絶妙」
――最新シングル「ビリヤニ」は、グループにとって40枚目となる節目の作品です。
梅澤:メンバーとしても、長く続くグループなんだと改めて感じます。17thシングル「インフルエンサー」に収録の3期生曲「三番目の風」からシングルに参加しているので、半数以上のシングルでオリジナルメンバーとして参加できているのがうれしいし、いろんな感情が湧いてきます。
菅原:私は29thシングル「Actually...」に収録の5期生曲「絶望の一秒前」からの参加なので、好きでいた期間の方が長いのは不思議。今は、先輩の衣装を借りて、先輩のポジションでファンとして見ていた当時の曲を披露できるのがうれしいです。
――表題曲では、初の選抜入りとなった6期生の瀬戸口心月さんと矢田萌華さんがWセンターに立っています。
梅澤:Wセンターの曲は、単独で誰かがセンターに立つ曲とは違った物語があると思っています。6期生が初めてセンターに立つタイミングで、Wセンターで、となったら心月ちゃんと萌華ちゃんはピッタリだと思いました。こうしたインタビューで質問されて返すときも同時にしゃべってしまったり、2人には独特のテンポがあるんです。初々しさと面白さのバランスが絶妙ですし、2人のセンターにはワクワクします。
菅原:愛おしいんですよね。心月ちゃんと萌華ちゃんはMV撮影の現場で気を張っていたと思うんですけど、2人っきりの時間で見せる笑顔が微笑ましかったです。
菅原咲月(左)と梅澤美波(右)
――2月加入の6期生は、4月の「初披露の会『はじめまして、6期⽣です』」でステージデビュー。当日の司会を務めた梅澤さんと菅原さんは、約7ヵ月間の成長をそばで見守ってきました。
梅澤:5月の「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」や7~9月の「真夏の全国ツアー2025」もあって、まだ7ヵ月かと感じるほど成長が早いです。それは、6期生のみんながグループと向き合ってくれている証だと思います。ステージでは目をうるませながらパフォーマンスしている子もいて、先輩の私たちも「もっと頑張らなきゃ」と背中を押されました。
菅原:ツアーでは煽りに苦戦して「どうしたら大きい声を出せますか?」と聞いてくる子もいました。先輩から学ぼうとする姿勢が、成長を早めている理由だと思います。本番ではモニター越しに見た、6期生のパフォーマンスに釘付けになって。ひたむきに頑張る姿を見て、気持ちが引き締まりました。

