江口のりこ「お節介を焼いてしまうところは少しだけ私に似てるかも」『ズートピア2』での声優初挑戦は発見の連続
世界中で大ヒットを記録した長編アニメーション作品の続編『ズートピア2』で声優に初挑戦した俳優の江口のりこ。今年は主演ドラマ『ソロ活女子のススメ5』(テレビ東京系)が放送されたほか、舞台や映画、ドラマなど大活躍の1年となった。声優について「またやりたいです。すごく楽しかった」と振り返る彼女が、夢中で挑んだ収録やアメリカでのワールドプレミア、さらに本作の魅力について語った。
【写真】江口のりこが声を担当した、ビーバーのニブルズ
◆お節介を焼いてしまうところは「少しだけ私に似てるかも」
動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園「ズートピア」を舞台に、ウサギの警察官ジュディとキツネの相棒ニックのバディが、ズートピア最大の“謎”に挑む本作。
江口のりこが声を担当したニブルズ(中央) (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
劇中で江口が演じているのは、ズートピアの陰謀論について語るポッドキャスト番組を配信するビーバーのニブルズ。自身が演じたキャラクターについて彼女は「行動力とエネルギーに満ちあふれていて、突っ走るような感じのキャラクターなんですけど、実は人懐っこくて、ジュディとニックに寄り添って助言なんかしたりする」と説明。続けて「ニブルズはたまにお節介を焼いてしまうようなところもありまして、そういうところが少しだけ私に似てるかもしれないですね。“こうした方がいいよっ”て、身近な人につい言っちゃうみたいなところが」と分析する。
オーディションを経て今回の役柄に抜擢された江口は、出演する舞台の稽古初日に出演決定の知らせを聞いたという。「私自身、オーディションを受けたことをすっかり忘れていて、休憩中にマネージャーさんといろいろ話をしている時に“あ、そうそう”っていう感じで言われて。びっくりしましたけど、すごく嬉しかったですね」と笑顔で語る。
USオリジナル版では、コメディアンのフォーチュン・フィームスターがニブルズを演じている。江口はニブルズを演じる彼女の声について「ビーバーってどこかファニーなイメージがあるじゃないですか。おとぼけっていう感じの。でもフォーチュンさんの声って、とっても綺麗なんですよ。知的で、どこまでも伸びていくような声」と絶賛。そして「真似できることは真似しようと。フォーチュンさんへのリスペクトが、収録を頑張ろうという思いにつながりましたね」と明かす。

