江口のりこ「お節介を焼いてしまうところは少しだけ私に似てるかも」『ズートピア2』での声優初挑戦は発見の連続

試行錯誤を繰り返した収録を経てついに完成した本作。江口は自身の演技をどのように評価しているのだろう。「初めての経験でしたし、見る前は不安もありましたね。映画の中で自分の声が物語の一部になっていたのが嬉しかったです。“もう少し工夫できたかな”と感じる部分はある」と話しつつも「自分の声がどうのこうのっていうのを忘れちゃうくらい物語にのめり込んでいました」と作品を評する。
そして「ホリデーシーズンにぴったりの映画だなと思いました。音楽も素晴らしくて、クリスマスを屋内で過ごす温かさを思い出させてくれる。雪景色も出てきたりしますし、本当に家族や恋人、友達と観てもらえたらいいなと思います」と映画の魅力をアピール。
「物語に登場する動物たちは、いろんな違いがあるんだけど、その違いを無理に埋めようとしない。違うままで共存していくというのは、本当に素敵な世界だなと思います」と本作のテーマについても思いを明かした。
最後に筆者が“機会があれば、また声優をやってみたいですか?”と問いかけると、江口は「やりたいです。すごく楽しかったので」と即答。続けて「やっぱり初めてのことに挑戦するのはいいものだなと思いましたし、2回目っていうのは1回目の反省点をきっと生かせると思います。楽しいことでしたから、またやりたいですね」と目を輝かせた。(取材・文:スズキヒロシ 写真:大西二士男)
映画『ズートピア2』は公開中。

