仲野太賀、デビュー20年でたどりついた大河主演に感慨 “楽しいプレッシャー”を感じながら大役に挑む
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――先日、『名古屋まつり』で小栗旬さんと一緒にオープンカーでパレードし、多くのファンから熱狂的な歓迎を受けました。
仲野:あんなにも多くの方々から声をかけられるというのもなかなかないですから、貴重な体験をさせてもらいました。『豊臣兄弟!』に対する熱い期待を感じられて、より一層、スタッフ、キャスト一丸となって頑張っていかないといけないなという気持ちになり、身が引き締まりました。
――仲野さんは今年デビュー20周年を迎えられます。そんな年に大河ドラマの主演という大役を務められることに、どんな思いがありますか?
仲野:とても感慨深いですね。13歳からこの仕事を始めて、本当にたくさんの作品に出させてもらいましたし、たくさんの方々とお仕事をして、一つ一つ積み上げてきたものすべてがつながっているんだなと思います。大河ドラマという大きな挑戦は自分自身を成長させてくれる時間だと思うので、1年半という長いようで短い撮影期間を噛みしめながらやっていきたいと思います。

――撮影開始から半年が経ちましたが、もう半年、まだ半年、どちらでしょうか?
仲野:“もう半年”ですね。始まる前は1年半の撮影は経験したことのない期間なので長く感じると思っていたのですが、日々目まぐるしく過ごして気づいたら1/3まで来てしまった。残り1年を大事にしながら、悔いのないようにやり遂げたいと思っています。
――この半年で、ご自身の中に変化は感じていますか?
仲野:撮影が進んで、大河ドラマは短距離走ではなくマラソンなんだなっていう気づきがありました。力の入れ具合が少しずつわかってきましたね。最初は肩をぶん回しながらやっていましたが、途中で肩が壊れて(笑)、それからは休憩をしながらゆっくりゆっくりやれています。
長い撮影期間をいいコンディションでやっていくためには、リラックスしながら撮影を続けていくことがベストで、そのためには休みが必要だなと。大河ドラマは撮影の環境が素晴らしくて、土日が休みで、月曜日にリハーサル、火曜日から金曜日が撮影になります。休みとリズムのある撮影はとても健康的だなと思いました。今はそのルーティンが体にすごくなじんできたので、とってもリラックスしてできていると思いますし、力むことがすべてじゃないと学びました。
できるかぎりのことをやりたい、全力を尽くしていきたいと思う毎日で、自分の中の大きな変化というのを客観視することは難しいんですけど、よくスタッフさんが「大河ドラマが始まった時と終わった時ではみんな顔が変わっていく」と言われます。これからあと1年かけて、自分がどういうふうに変化していくのかすごく楽しみですね。
(取材・文:近藤ユウヒ 撮影:松林満美)
大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、1月4日よりNHK総合にて毎週日曜20時ほかで放送。
※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記

