「“Afour”は永遠に不滅です」──三ツ矢雄二、田中真弓、冨永みーなが語る、ライブに込めた想い
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三ツ矢雄二、田中真弓、冨永みーな、そして故・松野太紀さんの仲良し4人組による「Afour」。Afourはこれまで2021年、2022年とコロナ禍でライブを開催し、ファンに笑顔と活力を届けてきた。今回、Afourとして約3年半ぶりとなるライブ「Afour Live〜昭和歌謡祭〜」の開催が4月に決定。話し合いの末、再びAfourとしてのライブ開催を決めた三ツ矢、田中、冨永にインタビューを実施。3人の和気あいあいとしたパワフルなトークと共に、「松野も一緒にライブに参加している気持ち」という言葉に込められた3人の思いや、本ライブの見どころを語ってもらった。
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■「”Afour”という名前は永久不滅です」
――2021年、2022年と公演を重ねてきた「Afour」のライブ。約3年半ぶり、3回目となるステージに向けて、今の率直なお気持ちを聞かせてください。
冨永:私としては念願だったので、開催が決まって本当に嬉しいです。三ツ矢さんも真弓さんもお忙しいから、3人のスケジュールが合った時には、「これでもう大丈夫」と安心しました。
田中:私の記憶だと、始まりはAfourじゃなかった気がするんだけど、違ったっけ? みーなのライブに、私たちがゲストで出たのが最初じゃなかった?
冨永:それは2023年の私の50周年記念ライブのことだと思います。
三ツ矢:そのときの記憶が混ざってるのよ。Afourが先よ。
田中:あら、そうだった?
冨永:ちょっとね、こんな感じで記憶が前後しちゃうんです(笑)。
三ツ矢:そう。我々ももう年齢的に、こんなのばっかりなの。
一同:(笑)
田中:それはさておき、松野くんもいてのAfourですから、このままAfourの活動もなくなっちゃうのかな……って思ったんです。でも、最初は誰が言い出したんだっけ?
冨永:私です。やっぱり、どうしてもまたやりたいって思ってお話したら、お2人とも「やろう!」と快諾してくださって。
田中:だから、本当にみーなが言ってくれてよかったなと思う。Afourは普段から活動しているわけじゃないから、別に解散という概念もない。何も言わずにやらなければ、そのまんま何もなかったことになるわけじゃない。でも、それって寂しいことだから、3人だけどAfourとして再びライブができることになってよかったなと思います。
三ツ矢:もともと4人で仲良しこよしで。一緒にミュージカルをやったり、LPアルバムを出したり。友達よりも一歩踏み込んだ関係だったので、この4人でライブでもやろうかと。じゃあ、4人でフォー、僕たちアホだからAfourでいいんじゃないって言って、始めたんですけども、松野がいなくなってしまって。3人になってしまったから、いろいろと考えたんです。3人でスリーだから「アスリート」にしてみようか、とか。でも、松野は僕たちの心の中に生きているので、実体としてはいませんけれども、松野も一緒にこのライブに参加している気持ちで開催できればいいなと思っています。Afourという名前は永久不滅です。ただ、非常に特徴のある声の人が減ってしまって……。
田中:(笑)
三ツ矢:だから、なんでしょうね。ちょっと耳障りのいいライブになるんじゃないかなと思いますが(笑)、とにかく松野の分まで悔いのないように、そんなライブにしたいなと意気込んでいるところです。
――過去2回の公演を振り返ってみて、特に印象に残っている出来事や、Afourらしいなと感じた瞬間は?
田中:私はカツラの上にカツラを被ったことですね。間違えちゃったんですよ。角刈りのカツラの上に三つ編みのカツラを被ってしまって。
冨永:ありましたね。すごく一生懸命、2個目のカツラを被ろうとしてましたよね。
田中:なのに全然入らないから、急に頭が大きくなったのかと思ってすごく焦って。どうしようもないから、そのまま歌おうとしたら、お客さんが客席から教えてくれました(笑)。
冨永:これは真弓さんのステージ上での早替えショーのコーナーで起きたハプニングなんですが、今回も早替えショーは健在だと思います。
田中:あります! やります!
冨永:私が早替えのお手伝いに入ったときもハプニングがありましたね。首の後ろのボタンを外してドレスを上に引っ張って着替えるという衣裳だったんですが、私がうっかりボタンを外すのを忘れて、そのままドレスを上に引っ張ってしまって。
田中:そう。私が巾着みたいになっちゃったの(笑)。みーなは自分のことでいっぱいいっぱいで、そのままいなくなっちゃってね。
冨永:すぐ気づいて戻りましたけど、そんなこともありました(笑)。松野くんは感激屋さんなので、自分で歌って自分で泣いていましたね。
三ツ矢:僕と真弓は生まれ年が1年違いで、学年でいうと一緒なんです。松野とみーなも1歳違いで、僕とみーながちょうど一回り違う。世代が一回り違うと、歌謡曲に対する感性も割と違うんですよ。そこをうまくミックスして、なるべくお客さんも知っているポピュラーな楽曲を選曲したいなと思っているんです。僕たちの年齢層が広いから、お客さまの年齢層も意外と広くて、その中でみんなを置いてきぼりにしないように、というのは大事にしていますね。選曲ではそう考えているんだけど、私たちはついついトークでお客さまを置いてきぼりにしちゃうんですよ(笑)。これまでのライブでも、4人が同時に全然違うことを喋るなんてこともありました。
三ツ矢雄二
一同:(笑)
冨永:たった今、今回の目標ができました。「お客さまを置いてけぼりにしません!」ですね。これまでは置いてけぼりにしていたけど(笑)。
三ツ矢:そうね(笑)。一応、「Afour」のライブは昭和歌謡を歌うという名目ですが、トークも楽しんでもらっていて。ひょっとしたらトークを聞きにいらっしゃるお客さまの方が多いのかなと思いますけども。私の知り合いの方にも、Afourのライブ開催を伝えたら「またお笑いやるの?」と言われまして(苦笑)。お笑いの中に歌謡ライブが入っていると言われることもあるんですが、歌はもちろんトークも含めて、楽しいエンターテインメントにしていきたいなと思っています。

