浜辺美波&目黒蓮、日々の気持ちの切り替え方は? 葬祭プランナー役への思いも語る<『ほどなく、お別れです』インタビュー>
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――作品にお話を戻すと、泣くシーンも多い作品ですが、撮影の中で印象に残っている場面やエピソードはありますか。
映画『ほどなく、お別れです』 (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
浜辺:葬祭プランナーは基本「涙を見せてはいけない」という職業なので、耐えることの方が多かったです。毎回、ご遺族の方が本当にボロボロ泣かれていて、苦しそうで、すごく胸が痛かったです。もし参列者の役だったら、きっと一緒に泣いていたと思うのですが、そこをぐっとこらえて、葬祭プランナーとしてお仕事をしなくてはいけなかったので、その“抑える”という部分に集中していました。
目黒:僕は、最初の撮影が漆原の過去のシーンだったんですけど、そこでは泣きすぎてもう頭が痛かったです。
浜辺:しかも、お誕生日でしたよね、その日。
目黒:そうなんです。頭痛いし、鼻水も止まらないし。でも最初にそのシーンを撮れたことで、感情をしっかり持ったままその後の撮影に臨めてよかったです。
――劇中で特に泣きそうになったお芝居はありましたか。
浜辺:どなたの物語もそうだったのですが、特に泣きそうになってしまったのは長野県の霧ヶ峰の撮影で、野波麻帆さん演じるお母様が、「ありがとうございました」と一礼される場面があって。私はあのご家族のお葬式のシーンしか見ていないのに、絆をすごく感じてしまって。すごく素敵な笑顔で野波さんが笑ってらっしゃる姿に、こみ上げるものがありました。あの場面は参列者の方もいらっしゃらなかったので、ご家族と私たちだけという空間で、気持ちも一緒になれていたんじゃないかなと思います。
目黒:僕も長野家は、漆原の過去とリンクする部分があって意識していたので、原田泰造さんのちょっとした表情だったりもすごく胸を打たれました。自分も撮影中に結構もらい泣きしそうだったりして、耐えるのが大変でした。
(取材・文:川辺想子 写真:山田健史)
映画『ほどなく、お別れです』は、2月6日より公開。

