浅香唯&大西結花&中村由真、『スケバン刑事III』から40年 いつまでも変わらない風間三姉妹の絆
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大西結花
――ヨーヨー、折り鶴、リリアンとそれぞれの武器も魅力の本作。どのような特訓をしたかなど、武器を使った撮影で印象深い出来事があれば教えてください。
浅香:たくさん特訓をしました。まずは、「ヨーヨーを下に投げて回転させられるようになってほしい」と言われて。さらに下でヨーヨーが回っている間に、セリフも言わなくてはいけないわけです。その次には、「歩きながら、下で回転させてほしい」というお願いまで出てくるようになって。
――手に馴染ませるために、浅香さんは寝る際にもヨーヨーを抱いて寝ていたそうです。
浅香:いつもヨーヨーを持っていました。もともとは、子どもたちが集まってきて「ヨーヨー見せて」と言われた時に相手ができるように…という思いからヨーヨーを持つようにしていたんですが、気付けば家に帰ってもヨーヨーを探していたり、持っていないと落ち着かないくらいになりました。
――中村さん演じる由真の武器は、リリアンです。
中村:最初に武器が「リリアン」だと聞いた時は、「リリアン?」と驚きましたし、本当に嫌でした(笑)。だってリリアンですよ。遊んでいたものですし、あんなにかわいい色の糸を使ってどうやって武器にするんだろうって。そうしたら、編み棒を使うと。それにしたって、編み棒でどうやって倒すの?と思いました。
浅香:あなたが戦っている姿を見て、リリアンを武器にしようと考えた人は「天才だな!」と思ったよ。糸で縛ったり、編み棒で刺すことだってできる!
大西:万能なんだよ!
中村:実際は、編み棒で刺して倒すなんて無理でしょう?
浅香:それを言ったら、ヨーヨーだって!(笑)
大西:それは言っちゃダメなんだって!(笑)
中村:たしかに、網のようにして敵を捕えたりすることもできるしね。そうやって、徐々にリリアンでいろいろな戦い方ができることが分かったんですが、最初は驚きました。
大西:私の武器は、折り鶴です。
浅香&中村:鶴はいいよね。カッコいい。
大西:いいんだけれど、倒せるかな?と思いました。だって折り鶴だよ? 飛ぶの? 倒せるの?って。あの折り鶴は結構重量があるんだ、という設定に勝手に思うようにしていました(笑)。セーラー服の襟のところに忍ばせて、敵に向かって投げていました。
――シリーズの中でも、本作はとりわけアクション満載の作品でした。
中村:毎回、殺陣を覚えるのがとても大変でした。
浅香:一歩間違えるとケガや事故につながってしまうので、みんな本気で集中して臨んでいました。セリフ以上に、殺陣を徹底的に覚えるような日々でした。
大西:唯のアクションは、本当にすごかったよね!
浅香:私は、「できない」と言うのが悔しくて。監督さんに「これ、できるか?」と聞かれると、100パーセント「できます」と答えていました。アクションシーンにはいつも、スタントマンの方が「いつでも行けます」と横でスタンバイしてくださっていて。「無理しないでください」と言われれば言われるほど、「やります!」という気持ちが湧いていました。
――唯が、水中で格闘を繰り広げるシーンも印象的でした。
浅香:水中に入ってもセーラー服が膨らんでしまうので、体がなかなか沈んでいかないんです。何回も潜ってセーラー服を水に馴染ませてから、本番に挑んでいました。でも私、水の中が大好きで! 泳ぐのが大好きなので、過酷に見えるシーンも楽しくて仕方なかったです。忍者っぽいアクションも、自分には向いていたのかなと思います。忍者だった時があるのかもしれません(笑)。
