重岡大毅、“本業”ステージと“俳優業”の両立が生む好作用 いつか挑戦したい役どころも告白
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映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』場面写真 (C) 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
――航にとってかけがえのない存在の幸来を演じられた原菜乃華さんとは初共演です。
重岡:実際お会いすると、やっぱり声がいいですよね。声がとっても素敵で、「もう妹やん!」って思いました(笑)。普段お芝居している時の凛とした佇まいと、普段のギャップも妹みたいでかわいかったです。
現場でのコミュニケーションはやっぱり取ったほうがいいと僕は思うので、結構ガサツにグイグイ行きましたね、ズケズケと(笑)。分からないけど、たぶんお兄ちゃんってちょっとそんなもんちゃう?って。「勉強してんの?」「ご飯どうしてんの?」とか、「普段めっちゃアニメ観てるらしいな。やめとけよ」とか(笑)。否定から入るウザ系の兄でしたね。原さんも「ちょっと!」みたいにリアルな感じで返してくれるんで助かりました。
――もう一人のキーパーソンが田中みな実さん。
重岡:最高におもろかった!(笑) “エンタメの煮こごり”みたいな人ですね。もちろんお芝居をしてもすごいし、現場では一生喋ってましたよ。会話が終わらないんです。僕がズケズケしがいのある人間なのかもしれないですけど、向こうもちょっとズケズケくるし、僕もどっちかっていうと結構土足で行くので(笑)。
――田中さんは重岡さんについて「歯並びがいい」とおっしゃっていました。
重岡:俺のこと、「歯」だと思ってるんですよ。「歯多いね、歯多いね」「もう歯だね」って(笑)。
映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』場面写真 (C) 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
――原さんも田中さんも、重岡さんがいらっしゃることで現場が明るくなる、太陽のような人だともおっしゃっていました。
重岡:いろいろな現場でみんな言ってくれるんですけど、多分そういう現場の方がやりやすいんですよ、俺。なので自分がやりやすいように勝手に環境を作っているだけなんで、その現場作りを受け入れてくれてありがとうございますという感じですね。
――近藤亮太監督とのやりとりで印象に残っていることはありますか?
重岡:やっぱりこういう作品だから結構追い込まれていっちゃって、そういう感じの重たいセリフ運びのシーンになりそうだったんですけど、監督が「どんな環境でも人間は適応するものだから」って言ってくれて。「だから、あまり思い詰めた感じで兄妹で喋るんじゃなくて、朝ごはんの時に喋るような普通の日常の会話で展開していってもいいんじゃないか」という演出をしてくれたので、すごく楽になりましたしありがたかったです。
現場ではいつもいろんなことを考えた結果、自分が思うことをやってみるというところに行きついちゃうんですよね。ダメだったら「そこはこうじゃないです」と現場で見ている監督が言ってくれると信じていつもやっているんです。しかも、いろいろ決めて現場に行ってやってみても、上手くいかないことの方が多いというか、やっぱり柔軟性が大事だと思うんですよね。事前にノートにいろいろ書いて臨んだりしますけど、本番になったらいつも全部捨てますね。今回も監督が「ん?」と思う時には「ちょっといいですか?」と走ってきてお話してくれるので、皆さんのおかげであまり固くならずにやれたかなと思います。
