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重岡大毅、“本業”ステージと“俳優業”の両立が生む好作用 いつか挑戦したい役どころも告白

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重岡大毅

WEST.(旧ジャニーズWEST)

◆「作品を通してどんな人と出会うか」を大事にしたい



――グループとしての本業はもちろん、演技のお仕事でも作品を重ねるごとに俳優としての存在感も増している重岡さんですが、俳優として過ごす時間にはどんな意味がありますか?

重岡:俳優として声をかけていただけるっていうのは、ものすごく自分を豊かにしてくれてると思います。自分の中で「本業ってなんだろう?」と考えると、自分のメインと思うのって、やっぱり音楽なんです。でも、音楽1本でやっているとたぶん行き詰まると思うんですよ。どこかで俳優としての自分の重心のかけ方もあるって分かっているんですよね。で、それは俳優をやってる時も一緒なんです。だから、とてもありがたいことだと捉えています。

今ちょっと分けて話しちゃったんですけど、実際はあまり分かれてないような気もするというか。っていうのも、やっぱりどこかで培った技術っていうのを他の分野で横に繋げるっていうのは、とても大事なことだと思っていて。だから割と僕、お芝居の時にライブっぽい感覚みたいなものも、実は持ち込んだりしているんですよね。この仕事だけじゃないと思うんですけど、いろんな培った経験、技術っていうのをいろんな分野で繋げていくから、その人個人個人のオリジナリティが出てくると思っているんで。そういう意味では、いろいろな経験がこういう俳優という場所で活かされているのであれば、これまでもやってきてよかったし、これからもやっていきたいなと思っています。

――本業のステージと俳優業が作用し合っていると感じる部分もありますか?

重岡:ありますね。シンプルに作品を入口として俳優業での仕事で知ってもらうってことが結構大きいです。やっぱり音楽だけやっていても届かない層っていると思うし、実際今も自分が興味があるものばかりスマホに出てきたりするじゃないですか。そういう意味では、やっぱり音楽だけじゃなくて俳優っていうので知らない人にリーチするのはすごく大事なことだなと思うし、お互いいろいろと作用し合っていると思います。

――そんな中で、本作は重岡さんにとってどんな影響を与えてくれましたか?

重岡:撮る前からどこか映画祭に行けたらいいねという話はしていたんですけど、プチョン国際映画祭に行けたのはすごくいい経験でした。まさにこの映画でやりたかった、狙っていたことが叶ったのでそれは本当によかったですね。行ったことによって、僕自身も映画祭っていうものに対してまた新しい興味が湧くし、「じゃあ、次どうしよう」みたいな思いつきが浮かぶ。いろんなきっかけをまた運んでくれた作品でもあるなって思ってます。

――今後、俳優・重岡大毅として、どんな姿を目指していますか?

重岡:あまり期待はしていなくって。たぶんどこまで行っても、作品もそうだけど、作品を通してどんな人と出会うかだと思っていて。今回も完全オリジナル作品ということでやっぱりいろんな方にすっごい熱量があるんです。そういう熱量に巻き込まれることが楽しいし、なんやったらそういう熱量で自分を巻き込んでいきたい。そういう作品の元にそうやって人は集まってくるから、そんな作品に出たいなっていうのは、俳優業としての目的として大きいかもしれないです。

でも実はいつかやってみたい役がひとつだけあって。ボクサー。これは自分の人生ではもう叶わないなと思っているんで、ちょっと公私混同させたやつですけど体験してみたいです。

(取材・文:近藤ユウヒ 写真:米玉利朋子[G.P.FLAG inc])

 映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』は、9月11日全国公開。

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