壇蜜「人の情は4年で枯渇する」自身の人気を分析、ファンへの想いも明かす
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女優としての手応えは「あったら病気。女優という世界にお邪魔している感じ」と頭をかきながら「向いてないからといって『じゃあ、やらない』ということでもなくなってきているし、向いてないならないなりに楽しませる責任が取れるかどうか、という気持ちがあります。今出ているものの評価が悪かったら次はなくていいという覚悟で向き合わないと、一グラビアタレントが女優業に足を踏み入れる資格はない」とここでも全力の姿勢は崩さない。ちなみに『半沢直樹』出演後に女優としてのオファーは「絶対に来ないと思っていました。だって見たでしょう?」と苦笑い。
それでも届いたオファーで挑戦したのが『地球防衛未亡人』。愛する婚約者を大怪獣ベムラスに殺された地球防衛軍JAPのダン隊員(壇蜜)が、三角諸島に再び飛来したベムラスを倒すべく、戦闘機に乗り込む。ところがベムラスを攻撃すればするほどダン隊員はエクスタシーを感じてしまう……。ずれた笑いで世相を鋭く切るテイストは『日本以外全部沈没』『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』などで知られる河崎実監督の真骨頂。
壇蜜は「観終わった後で『……アハッ』という乾いた笑いが出来たので良かった。何も感じない映画も多いですから、観ていただいた皆さんから乾いた笑いをもらうのが最高の賛辞。銭がないわりに皆で頑張ったので、あとは回収のみですね」とヒットを期待する。