『エージェント:ライアン』ケネス・ブラナー監督が選ぶ、好きなサスペンス映画

これまで『レッド・オクトーバーを追え!』、『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』、『トータル・フィアーズ』と映画化されてきた「ジャックライアン」シリーズの最新作『エージェント:ライアン』が2月15日に公開される。
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監督は自身も優れた俳優であり、『マイティ・ソー』を成功に導いた演出家でもあるケネス・ブラナー。彼のインタビューが『TV Bros.』2/12発売号(東京ニュース通信社刊)に掲載されている。
『エージェント:ライアン』は頭脳明晰ながら若く未熟なライアンがどのような経緯でCIAにスカウトされ、いかに一流エージェントへと成長していくかを描くライアン誕生秘話。全世界を標的にした大規模経済テロ計画の情報を掴んだライアンが、真相を暴くため現場の最前線モスクワへ派遣される世界を舞台にしたスパイ・アクションにして、サスペンスフルな作品。
監督自身もサスペンス好きということで話を聞いてみると「僕はずーっと、映画を観るようになった子供時代からサスペンスが大好きだったんだ。映画のジャンルとしても、小説を読む場合でもね。サスペンスのなかでもとりわけ大好きなのは70年代の作品。『エージェント:ライアン』を作る上でもいろいろと参考にさせてもらった。作品をあげるとすれば、僕が映画に夢中になり始めた時代で、TVや劇場で観ていた作品。(フランシス・フォード・)コッポラの『カンバセーション…盗聴…』や、(アラン・J・)パクラの『パララックス・ビュー』、(シドニー・)ポラックの『コンドル』や(シドニー・)ルメットの『狼たちの午後』とかね。そのなかでも『コンドル』の影響は大きいかな」とコメント。
今回は自身もロシア人の悪役ヴィクトル役で出演していることについては「ああ、監督が決めたんだよ。彼はギャラも安かったし、身体も空いていた。もってこいだったんだ(笑)。まあ、冗談はさておき、久しぶりに演技と監督、ふたつを兼任したので、楽しい経験になったよ」と語った。
『TV Bros.』2/12発売号では「バレンタインデー直前 乙女に贈る 気になる男子特集」として、連続テレビ小説『花子とアン』に出演する窪田正孝インタビューや、実はフィギュアスケートファンという尾木ママが語る羽生結弦の魅力、注目のコラムニストが紹介する「極私的 いま、気になるのは彼!」、「帰ってきた 英国男子Special」としてベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、トム・ヒドルストン、ゲイリー・オールドマンらのインタビューを掲載している。