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有野晋哉「芸人を目指したのは30歳」 よゐこ結成秘話と自らの軌跡を振り返る

映画

よゐこ結成秘話と自らの軌跡まで振り返ってくれた有野晋哉 
よゐこ結成秘話と自らの軌跡まで振り返ってくれた有野晋哉 クランクイン!

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 お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉が“有野課長”として、懐かしのテレビゲームに挑戦していくCS放送のバラエティ『ゲームセンターCX』。放送開始10年を記念して、このたび映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986マイティボンジャック』としてスクリーンに“移植”される。

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 有野にとっては、レギュラーを務める『めちゃ×2イケてるッ!』の放送17年に次ぐレギュラーのテレビ番組となるわけだが、「ここまで長寿番組になるとは思っていなかったし、ついに映画化に手をつけたスタッフは完全に調子にノッっている。しかも全国公開でしょ? 本気で調子にノッていますね」と自虐的に笑いを誘う。

 この絶大な人気に対して芸人仲間からは、「ただゲームをしているだけ」とイジられてしまうこともあるが、お笑い芸人であるにもかかわらず透明な存在感を持っている有野だからこそ成功した企画ともいえる。淡々とゲームに向かい合い、素直に一喜一憂する有野の姿には、視聴者が自分自身を重ねやすい親しみがあるからだ。それと同時に『めちゃ×2イケてるッ!』内では過去に、有野を抜きにしたレギュラーメンバーが一般人から「有野がいない」と言われるまで街頭に立ち続けるという企画が生まれたほど「存在感のない人」というポジションがハマッている。にもかかわらず芸能界から消えることはない。その安定力はどこから来ているのだろうか。

 「お笑いの世界に入ったのは18歳ですが、お笑い芸人を目指したのは実は30歳から。結婚を機に家族を養わないといけないと思って。そこから目指し始めました。変でしょ?」との衝撃的告白から、有野の突飛な経歴回想は始まる。「同級生だった濱口から『自分の子供に自慢できるようなことをしていない。ステージに立っている自分の写真を子供に見せたいから、一緒に芸人にならないか?』と誘われたのが18歳のとき。僕はコックになる仕事も決まっていたけど、ステージに立っている写真だけならばすぐに撮れるだろうと思って濱口の話に乗った」のが“よゐこ”誕生のきっかけだ。

 ついでに言えば、「濱口から『ノストラダムスの大予言で1999年には地球が滅亡する。だったらやりたいことをやろう』と言われたのも一つですね。しかし来なかったな、あいつ。アンゴルモアの大王めっ!」とのこと。そんな宙ぶらりんな気持ちで芸人の敷居をまたいだ一方で「シュールコントの天才」ともてはやされるほど“よゐこ”の人気と知名度は上昇していくのだが、「長く芸人をやるつもりはなかったから、サインを書くのも苦痛でした。この世界からいなくなればどうせサインなんて捨てられてしまうわけですから、嫌だなぁと思いながらも書かせていただいていましたね」と当時の複雑な心境を振り返る。

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