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『仮面ライダー555』ヒロイン・芳賀優里亜、初フルヌードの苦悩と覚悟を独占告白

映画

 物語の舞台は廃校になった深夜の学校。そこで夜な夜な行われる会員制の地下ファイトクラブでは、ワケアリの美女たちが様々なコスチュームで拳を激しくぶつけ合っている。芳賀演じる皐月は自らの体を隠すかのような白一色の長ランスタイルだが、いざ服を脱ぎ捨てると、まさに“脱いだら凄いんです”状態。

 「フルヌードになるからと言って、体のメンテナンスは特にしていません。胸は元々持っているものだから、大きくもできないし」と頭をかきながらも、「アクションをするときにはいているズボンがタイトで、お弁当を食べた後だとお腹がポコッと出ているように見えてしまう。へこませながらの演技は大変でした」と意外な苦労を明かす。

 劇中には、空手のような激しいファイトシーンも用意されている。「体も硬くて足も超遅い。運動が苦手」という芳賀だが、「アクション指導の方からは、戦っているかのような表情や疲れている感じは臨場感があって上手いと褒められました。たとえアクションが出来たとしても、そこの芝居の部分が出来ないと意味がないから」とマインドはプロの格闘家顔負けだ。

 『仮面ライダー555』のヒロインというポジションから一歩前進し、本作で文字通り一肌脱いだ芳賀。「やりたいことがあるならやってみる」を実践し、昨年は作・演出・主演の舞台公演を2本成功させた。自ら劇場を借り、役者を集め、チラシを作り、公演のすべてに目を光らせた。裏方を買って出たことで、「私たちの仕事は支えてくれるスッタフやお客さんがいなければ成立しない。忘れているわけではないけれど、もっと大事にしていかなければいけない。様々な視点で物事をとらえることができるようになった」と得たものは大きい。

 「今の時代、自分を自分でプロデュースできなければダメ」と戒めるように言う芳賀は、「頑固にならず流されるところは流されて、自分が今何を求められているのかを客観的に見つめながら、新しいことに挑戦し続けていきたい」と静かなる闘志を燃やしている。

 映画『赤×ピンク』は2月22日より全国公開。

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