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『LEGO(R)ムービー』と『アデル、ブルーは熱い色』 対極な2つの傑作を紐解く

映画

スティーブン・スピルバーグ監督が大絶賛の『アデル、ブルーは熱い色』
スティーブン・スピルバーグ監督が大絶賛の『アデル、ブルーは熱い色』(c) 2013- WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS FRANCE 2 CINEMA SCOPE PICTURES RTBF (Television belge) - VERTIGO FILMS

 『TV Bros.』3/26発売号(東京ニュース通信社刊)では、『LEGO(R)ムービー』の監督コンビ、フィル・ロード&クリストファー・ミラー、『アデル、ブルーは熱い色』のヒロイン役、アデル・エグザルコプロス、各作品の立役者のインタビューが掲載されている。

【関連】『アデル、ブルーは熱い色』フォトギャラリー

 アメリカでは2億7000万ドルを弾き出し、すでに続編の製作も決定した、あのオモチャが主人公のアニメーション『LEGO(R)ムービー』。そして、去年のカンヌ映画祭で審査委員長のスティーブン・スピルバーグが監督と主演女優ふたりにパルムドール(最高賞)を贈った『アデル、ブルーは熱い色』。 片や小さな子どもからお年寄りまで楽しめるアクション・ファンタジー。片やR18指定のラブストーリー。まったく相容れないこの2本の唯一の共通点はどちらも“世界中を驚かせた傑作!”というところ。 

 「僕たちのレゴへの熱い愛情がこの映画を作らせたと言ってもいいと思うよ」と語るのは『LEGO(R)ムービー』の両監督。小さいころからレゴに親しんだという2人は、映画内では、メカやキャラや建物のみならず、炎や水、雲まで全部レゴ!で作っており、その愛情を存分に感じることができる。

 「観客をレゴの世界に連れて行きたかった。僕たちもレゴを使ったいろんな映像を見たけれど、さすがに背景や自然現象すべてがレゴなんてものはひとつもなかった。だったら僕たちがやってやろう。すべてがレゴで出来た世界を創ろうってね」とクリストファー・ミラー監督。フィル・ロード監督は「そもそもみんなが映画を見に行こうとするのは、まだ見たこともない世界、まだ聞いたこともない物語に出会いたいからだよね?だったら、そういう世界を創るのが僕たち監督の役目なんじゃないかな」と語った。

 さて、もう1本の〝世界を震撼させた映画〞は『アデル、ブルーは熱い色』。アデルという高校生の少女が、髪を青く染めた女性アーティスト、エマと激しい恋に落ちる物語。大きな話題になったのは彼女たちのラブシーン。一糸まとわぬ姿で演じられたそのシーンはふたりの体温さえも伝わってくる激しさ!監督の演技指導について聞いてみると、「ケシシュ監督はこの映画に限らず、どの映画でも役者に自然な演技を求めるの。だからあたしも、出来る限り自然体で演じようとしたのよ。それが自分のスタイルかどうかは、まだ経験不足で何ともいえないわね。でも、おそらく、本能的、直感的に演じちゃうタイプだと思うな」とコメント。「セックスシーンは別に大変じゃないの。むしろ大変なのは傷ついたり泣いたり、猜疑心に囚われちゃったりする演技。あたしたちがパルムドールをもらえたのも、別にセックスシーンのおかげじゃなく、そういう感情的な演技のほうだと思っているんだけど」と語ってくれた。

 『TV Bros.』3/12発売号では他に『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』特集としてシリーズ構成・小林靖子、ディレクター津田尚克インタビューを掲載するほか、4月よりノイタミナ枠でスタートするアニメ『ピンポン』を監督する湯浅政明インタビュー、細川徹が手がける新ドラマ『乾杯戦士 アフターV』特集、細野晴臣と星野源。連載再開スペシャルなどを掲載している。

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