日本一顔が知られる無職・大川竜弥 彼は何故“フリー素材”という生き方を選んだのか
大川竜弥という男を知っているだろうか。名前は知らなくても、写真を見れば「ああ!」と思うはず。何しろインターネット広告で、日に一度は目にする顔なのだ。“フリー素材”のモデルとして活躍しながら、ライターや司会業など活動の幅を広げている無職・大川氏にお話を伺った。
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そもそも気になるのは、なぜ“普通の仕事”ではなく、フリー素材のモデルという仕事に行き着いたのかということだ。そんな疑問をぶつけてみると、「正直、深く考えてはいなかったんです」という答えが返ってきた。
「知り合いがブログで書いた写真素材のまとめ記事を読んで、PAKUTASO(現在、大川氏がメインでモデルを務めるフリー素材サイト)を知ったんです。無料だし、クオリティも高くて、しかも個人で運営しているというところに興味を惹かれました。まだ人物の写真が少なかったので、ここでフリー素材モデルになれば目立てるんじゃないかなと思ったんです」。
そんな大川氏の経歴は実に多彩だ。高校卒業後、脚本家を志望して専門学校の映像学科に入学するも中退。その後、ユニクロのスタッフを経てライブハウスの店長となり、さらに運営会社の繋がりで、覆面レスラーであるザ・グレート・サスケのマネージャーも兼務することに。
芸能の世界の一端を垣間見たことで、「人前に出る仕事が身近なものとして感じられるようになった」と大川氏は言う。このときの経験が、大川氏の人生の選択に大きな影響を与えることになった。