唐沢寿明「セリフのある役をやるまで辞められない！」スーツアクター時代の想いを語る
映画
常に良いものを作るために全力投球という姿勢──。そんな唐沢の姿に多くの人が惹きつけられるのかもしれない。「今回の撮影で、昔一緒にやっていた仲間が駆けつけて、殺陣をつけてくれたりしてね。自分の中では（スーツアクター時代は）良い思い出がいっぱい。いい仲間とも出会えたし、ありがたいと思います」。
劇中で共演している事務所の後輩・福士蒼汰も、唐沢の取り組む姿勢に影響を受けたと語っていた一人だ。「彼がどう考えているかはわからないけれど、先輩の演技や立ち振る舞いを見て、自分も次にいかそうと思ってもらえたらいいよね。でも彼は全部そろってるからね（笑）」。
「当時、顔出しで役をもらってセリフまである……そんなの夢だと思っていた。本当に運が良かったと思いますよ。色々な人との出会いで助けられました」とこれまでの役者人生を振り返った唐沢。「意地」と「一生懸命さ」……唐沢が大事にしていた想いが映画『イン・ザ・ヒーロー』にはたくさん詰まっている。（取材・文・写真：才谷りょう）
映画『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日より全国公開。
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