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直木賞作家・三浦しをん『WOOD JOB!』クライマックスは「稀にみるおバカシーン」

映画

直木賞作家・三浦しをんさん、映画『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』を語る
直木賞作家・三浦しをんさん、映画『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』を語る

 『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督の最新ヒット作『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』は直木賞作家、三浦しをんさんの小説「神去なあなあ日常」(徳間書店刊)を映画化した青春コメディ。染谷将太演じる都会育ちのチャラい青年の勇気が、林業の天才・ヨキ(伊藤英明)や、美人だが愛想のない直紀(長澤まさみ)らと出会い、成長を遂げていく様をテンポよく綴っていく。

【関連】『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』場面写真

 その映画『WOOD JOB!』の、ブルーレイ豪華版となる大木エディションに含まれるオーディオコメンタリー収録が行われ、原作者の三浦しをんさん、本作のプロデューサーの細谷まどかさん(三浦さんの中学高校の同級生!)、徳間書店編集者の国田昌子さんが参加。女子会トークと相成った。

 収録では、勇気とヨキが木の上に登るシーンの撮影を見学した三浦さんと国田さんは、「染谷さんと伊藤さんが実際にすごく高い木の上に登っているんです。ビックリしました!」と振り返りつつ、以前、ふたりで小説の取材で山に入ったときに、劇中の勇気よろしくヒルに足の血を吸われたエピソードを告白。「おっちゃんたちがライターの火で追い払ってくれました(笑)」と貴重な体験を明かした。

 収録後、「友達トークになってしまいました」と笑う三浦さんを直撃。最初に矢口監督が撮るということで企画が持ち込まれたときから「嬉しかったです。矢口監督の映画がすごく好きで、いろいろ拝見していたので、とても嬉しく光栄でした」と漏らす。

 そして『WOOD JOB!』はとにかく監督の脚本が素晴らしかったと述懐。「脚本の段階で声を上げて笑いましたし、映像として面白くするにはどうしたらいいか、考えつくしておられることが明確に伝わってきました。出来上がった映画を観て、手ぬぐいなどの小道具の使い方の上手さに感激しました」。

 クライマックスの祭もお気に入りのシーンになった。「実写で本当にあそこまでやるとは! こんな稀に見るおバカシーンのために、どれだけのスタッフが夜を徹し、どれだけの人がふんどしになり、どれだけのご苦労があったかと思うと、感謝しかないです。何回観ても笑っちゃいますね。勇気のあのエビぞり!(ご自身でお確かめを)」と大笑い。

 「もうサイコー。あ、でも、ふんどしは私がお願いしたわけじゃないですよ。私の一番の萌えポイントはヨキと清一さん(光石研)の絆が感じられるトラック乗り込みシーン。何回、反芻してもいい味わいです。ふんどしシーンももちろん素晴らしいですが、私のリクエストではないと、そこは声を大にして言いたい(笑)」と力説していた。(取材・文・写真:望月ふみ)

 『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ ブルーレイ豪華大木エディション』(7500円・税別)、スタンダードエディションは11月19日発売。レンタルは11月5日開始。

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