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インドの女性は「家の中で戦わなければならない」 女性監督が明かすインドの現状

映画

『マダム・イン・ニューヨーク』 ガウリ・シンデー監督インタビュー
『マダム・イン・ニューヨーク』 ガウリ・シンデー監督インタビュー クランクイン!

 母や妻になったときから、一人の人間として見られなくなってしまった。多くの女性が共感する不安とも思えるが、『マダム・イン・ニューヨーク』は、ある主婦が自尊心を取り戻すまでを描くチャーミングなインド映画だ。新鋭女流監督のガウリ・シンデーを直撃し、女性が前を向くために必要だと思うこと、そしてインドにおける女性の立場について聞いた。

【関連】日本の女性も共感できるハートフルドラマ『マダム・イン・ニューヨーク』場面写真

 主人公は、二人の子供と忙しい夫のために尽くすインドの主婦・シャシ。「自分の仕事は誰に喜ばれているの?」との思いがよぎるなど、女性の共感が詰まった作品となっているが、「母に触発されて脚本を書いたのよ」とシンデー監督。

 母親はピクルス売りをしていたといい、「いつの間にか、母の存在を当たり前だと思うようになってしまっているけれど、母には、母なりの才能があって、とても美しく強い人だと気づいて。母も自分をなんのとりえもない人間だと思ってしまっているけれど、そう決めつけるのはどうなんだろうと思ったの」と思いを明かす。

 インド映画というと、アクションやダンスに彩られたものを想像するが、本作は現代的な味わいの感じられる作品だ。新たなジャンルに挑戦することに不安はなかったかと聞くと、「誰の真似もしないで、自分自身のスタイルを作りたかった」と強い眼差しを見せ、そのエネルギッシュな姿勢も「母の影響は大きい。いつだって“好きなことをやりなさい”と言ってくれたわ」と打ち明ける。

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