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押井守監督が語るアニメではできない実写の面白さ、米版『攻殻機動隊』に期待

映画

『東京無国籍少女』押井守監督インタビュー
『東京無国籍少女』押井守監督インタビュー クランクイン!

 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』など、世界的に評価の高いアニメーションを世に送り出してきた押井守監督の最新作『東京無国籍少女』が公開を迎える。本作は女優・清野菜名を主演に迎えた実写映画だ。近年、実写映画も精力的に撮り続けている押井監督に、実写ならではの魅力や、実写映画を撮ることによって見えてきたものについて聞いた。

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 本作は、芸術的な才能に溢れていた女子高生が、ある事件をきっかけに心に傷を追い、現状にもがき苦しみながら、日常が崩壊していくさまを描いたサスペンススリラー映画。押井監督が審査委員長を務めたコンペティションに出品された短編を原案にしているが「『東京無国籍少女』というタイトルがいいなって思った。この響きで教室のシーンが思い浮かんだ」とインスパイアされた理由を語る。

 アニメーション監督として世界的に評価の高い押井監督だが、ここ数作品は実写映画が続いている。「別にアニメをやらないわけではなく、やりたいという思いはありますよ。僕はオーダーが来たものからやっている。現状、実写のオーダーばっかりなんだよ」と苦笑い。

 さらに「アイドル映画を撮ってくれって言われたら撮ると思うよ」と驚くべき発言も飛び出す。その真意を問うと「頼む側も監督にオーダーするときは調べるだろうから、自分にアイドル映画を頼んだら、どんな作品になるかはある程度想像できるでしょ。それでも頼むんだったらやりますってことだよね(笑)」と明確な回答が返ってきた。

 さらに「企画と監督のモチベーションってどうしても一致しないんだよね」と語る押井監督。「『攻殻機動隊』をやったときも、サイバーパンク目指してやっていたわけじゃなかった。ある種の恋愛映画だと思って撮っていたんだから」と、映画を作る上で監督とプロデューサーとの攻防が存在することを明かす。

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