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吉田鋼太郎、 ドキっとした小栗旬の“キレイさ”語る 若い世代との共演に刺激

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 一方で、共演する若い世代からも多くのことを吸収するという。「技術的なことではないのですが、ピュアさというかキレイさにドキっとすることがありますよ」と目を輝かせると、小栗旬と共演した舞台について語り始めた。「彼が21歳の時、シェイクスピアの『お気に召すまま』という作品で共演したのですが、その時の彼の垢や汚れがついていないセリフで訴えかけてくるシーンなんかはドキっとしました。『何だこいつ!すごいキレイだな』ってね。そのキレイさは僕にはないものですからね(笑)」。

 先輩・後輩問わず、常にアンテナを張り続ける吉田にとって演じるという仕事は天職なのだろう。「その年齢によって演じる役も変わる。ワクワクしますよね。今やれないことが10年後にやれたりする。逆に今やれたことが、10年後には違う形で演じられるようになるのかと考えたり…。すごく楽しい仕事です」。

 「命がけで日本を良くしようとする男たちがぶつかり合う骨太な作品。こういう人たちがいたからこそ、今があると思って見ていただければ」と本作の見どころを語った吉田。これまで撮影終了後、あまり感傷的になることはなかったというが本作では「達成感があり、最後の撮影はウルッときた」というほど思い入れが強いことを明かした。吉田が渾身の想いで演じた松永安左ェ門の生き様を是非堪能してもらいたい。(取材・文・写真:磯部正和)

 『鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門』は9月19日21時、NHK総合テレビで放送。

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