園子温や青山真治も学生映画出身! 未来の巨匠の“今”を体感「第5回日本学生映画祭」
「第28回東京国際映画祭」と提携して開催される「第5回日本学生映画祭」。「東京学生映画祭」「TOHOシネマズ学生映画祭」「京都国際学生映画祭」と、3つの学生映画祭のグランプリ作を一挙に上映、学生映画の“今”を実感できる豪華でお得な映画祭となっている。若手監督の成長を今から応援、あるいは未来の巨匠を青田買いと、本映画祭の魅力を実行委員長の雨無麻友子さんに聞いた。
【関連】「第5回日本学生映画祭」上映作品<フォトギャラリー>
今年は10月23日に新宿バルト9で開催となる「第5回日本学生映画祭」。上記3大学生映画祭のグランプリ作品が集い、学生映画の最高峰を一度に鑑賞できる祭典となっている。
「東京学生映画祭は青山真治監督や園子温監督も出品されていたことがあり、来年で28回目になる、一番歴史の古い映画祭です。海外の作品は募集していなくて、日本の学生の作品、という形で募集している映画祭です。TOHOシネマズ学生映画祭は基本的にショートムービーで、CMとショートフィルム、ショートアニメーションの3つの部門に分かれていて、15分以内の短い作品を集めている映画祭です。起承転結がしっかりしてたり、短い作品の中でちゃんと話に山を作って終わらせるっていうのが重要で、どんな人が観ても楽しめる作品が多いです。京都は国際映画祭なので海外の学生も対象になっていて、アジアやヨーロッパの作品を集めて特集を行ったり、国際色豊かなラインナップになっています」。
日本学生映画祭には長編はもちろんショートムービー、アニメ、海外の短編といった幅広いラインナップの6作品が集結。“学生”という括りを設けることがなくても、興味を引く作品たちが並んでいる。
「今年は作品が強いなって思います。どの作品も本当によくて、今後は大物になるんじゃないかなっていう方が揃っています。絶対学生映画の域は超えていると思います」。
2年前にも東京学生映画祭でグランプリを受賞している中村祐太郎監督の新作『雲の屑』、『SLUM‐POLIS』が劇場公開され注目を集める二宮健監督の『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』と、たしかに学生映画にとどまらず、広く日本映画界の期待を担う新鋭の作品をいち早く目にすることができる。

