園子温や青山真治も学生映画出身! 未来の巨匠の“今”を体感「第5回日本学生映画祭」
明るい兆しの感じられる学生映画界だが、もちろん課題も存在している。
「京都国際学生映画祭では制作にいくら掛かったというのがシビアに書いてあったりするんですけど、他の国の作品では何百万とかのものもあるんです。でも日本はなかなか助成金だったりが難しくて、ロケーションを借りるにしても大変だし、俳優さんも内々でやったりするのが多いと思います」。
機材の発達で以前より手軽に映画を作れるようにはなったものの、製作にあたっての制度や体制はまだ十分に整備されておらず、せっかく作品が完成しても『SLUM‐POLIS』のように劇場公開に至る作品はまだまだ多くないのだという。雨無さんは上映機会の提供や映画館との連携といった橋渡し的サポートを、映画祭がしていきたいと話す。
「いまアイドルを育成したり、アイドルに投資する人たちがいますけど、そういう気持ちで若い監督に投資してもらえればと思います。映画を作ることに対して、若い人がもっと希望を持てるようになってほしいっていう思いがすごくあります」。
学生映画では一体どんな作品が作られているのか―まずは現状を知ること。そのために「第5回日本学生映画祭」は最適の機会となりそうだ。
「第5回日本学生映画祭」は10月23日開催。

