3DCGアニメ『RWBY』の魅力は“アクション”「クオリティがずば抜けて高い」

日本のポップカルチャーに影響を受けた米国発の3DCGアニメ『RWBY Volume1』がブルーレイ&DVDで登場する。YouTubeでシーズン累計再生回数1億回を記録するなど世界中で話題を呼んでいる本作の魅力はどこにあるのだろうか。発売元であるワーナー・ブラザース・ジャパンの担当者と、お笑い芸人でアニメに詳しいサンキュータツオに話を聞いた。
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『RWBY』は、米国のクリエイター集団「Rooster Teeth Productions」が制作した3DCGアニメーション。ネット上で話題になったことで、ワーナー・ブラザース・ジャパンが注目し、豪華声優陣を起用した日本版ブルーレイ&DVDの国内発売が実現した。日本ではまだ知る人ぞ知る存在だった『RWBY』を買い付けた理由について、ワーナーの担当者は「作品力の強さがあった」と語る。
「ワーナーのアニメ事業部での企画会議で、『RWBY』は早くから話題になっていました。長尺のアクション、とりわけカット割りのすばらしさに魅了され、全会一致でこの作品を日本で展開したいと思ったのです」。(ワーナー担当者)
アクションシーンのクオリティがずば抜けて高いことは、アニメに詳しいお笑い芸人のサンキュータツオも太鼓判を押す。「本来、3DCGでアニメを作ることの利点には、たとえば建物を360度から楽しめるとか、移動のスピードをコントロールできるといったことがあります。『RWBY』ではそれに加えてアクションシーンが立体的でスピード感があり、3DCGならではの表現を追求していると思いました。今までのアニメになかったアクションシーンを体感できますね」。(サンキュータツオ)